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前までは、ちょっと人気者な普通の男の子だった。

純粋で、可愛げがあって、皆から好かれる奴だった。

だけど、中学に入ったらそんなの存在さえしなくて。

そういうのキモいとか、キショいとか

たくさん言われたし、

腹いせに、お腹とか背中とか足とか

いっぱい殴られたり蹴られたりした。

やられていく度に痛みに慣れてしまう自分がいる

今では、身体中の急所とリ○カ跡がある所以外は痛くない。

僕はMじゃないのに。

こんなのに慣れてしまって、本当にいいのだろうか。

多分、よくない

だけど、自然と慣れちゃったみたい。

もう僕は、今までの生活に戻れない。

罪も

サボりも

虐待も

いじめも

全て

胡乱という名のゴミ箱に詰め込んで

気を晴らすためにゴミ箱を殴り蹴り

用が済んだら放置して

本当の物のような扱いを受けて。

物は何も言わないから、反発することは出来ない。

このゴミ箱は永遠に人様の好きなような扱いをされる

だから、元の生活になんて戻れない。

戻る価値がない。

そう、自分の中で確信していた。

確信してた,,,はずだった。

(蒼衣)胡乱ちゃん

ぁ、え,,,,,,

(桃里)聖美くん

,,,,,,、?

(桃里)聖美くん

,,,違うの、?

(蒼衣)胡乱ちゃん

ぇ、あ,,,

後ろを振り返れば、桃里さんの綺麗でかわいい顔がすぐ近くにあった。

そして、彼はこう告げる。

「お兄さん、“いじめ受けてるよね、?”」

、と。

いやいや,,,なぜにバレた?

バレるような言動は極力控えたはず,,,

(蒼衣)胡乱ちゃん

,,,,,,どうして,,,そう思うんですか、?

いつのまにか、僕は

無意識に反抗していた。

(桃里)聖美くん

,,,どぅして、か,,,

(桃里)聖美くん

んー,,,,,,

考えるそぶりを見せるけど、この棚ドンはやめてくれない。

マジで離してくれないじゃん、なんだこの隠し子坊っちゃん。

よく見たら,,,この人、本当にイケメンって言葉とかわいいって言葉が似合うう顔立ちだな,,,(今さら)

だ、だけど!

僕は、イケメンなんかに惑わされたりしないんだから!!

もう二度と,,,あんなことはしたくないもの。

(桃里)聖美くん

,,,,,,なんとなく、かな。

(蒼衣)胡乱ちゃん

,,,,,,は?

(桃里)聖美くん

ぁー,,,一目見たとき、そんな感じがしただけ、 みたいな?

(蒼衣)胡乱ちゃん

何それ,,,違ってたら失礼ですよ。

(桃里)聖美くん

,,,違ってた?

(蒼衣)胡乱ちゃん

,,,,,,言えません。

(桃里)聖美くん

言って、?

(蒼衣)胡乱ちゃん

やだです。

(桃里)聖美くん

語彙力飛んだ?

(蒼衣)胡乱ちゃん

違ぅますです。

(桃里)聖美くん

何言ってんの、笑

ぁ、笑った,,,

笑顔、素敵過ぎて眩しいな,,,

(蒼衣)胡乱ちゃん

とにかく、言えません。

(桃里)聖美くん

ぇー、ケチ,,,

(蒼衣)胡乱ちゃん

ケチじゃないです。

(桃里)聖美くん

むぅ~,,,

え嘘でしょやだまってかわいいなにそのむす顔

,,,まって何今の,,,

何で僕、人に興味なんて持ってんの、?笑

ほんと,,,バカみたい。

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