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今日も今日とてなんとなーく学校生活を送ってる俺
高校に入り二年目の春クラスが変わり新しい人と友人になったり
前のクラスから一緒の人も居たり
そういう変化ある季節の中俺は大して変化ない生活を送っている
別に友人が居ないわけでないし暗いやつでは無い
ただ無気力に適当に決められたルーティーンの中を生きてるってだけだ
高校生にとなると恋愛もまた深いものになってくる
中学時代もやってるヤツはヤッてるだろうが高校からはもっと増えてるだろう
が、俺は恋愛そのものに興味が無いのでそういうことと縁はない
行為自体に興味が無いわけでないがそれ以上に他人に気を使うということが無理
というわけで俺は見た目も性格も普通な上にテキトーに日々を送ってるモブ男の一人なんだが
こんな俺に構ってくる女というのもいる訳で…
モモ
アキ
モモ
モモ
モモ
アキ
アキ
アキ
モモ
アキ
今こうして俺に絡んでくる女
名前は確か宮野桃杏(みやのもも)だったかな？
去年の冬くらいに選択授業で偶然一緒になった人物で
そこから少し話す程度の仲になったのだが気が付けば俺を玩具にしてくるウザ女に変わっていた
アキ
モモ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
モモ
アキ
モモ
アキ
コレが俺の高校2年目の日常になりかけてる
最悪なのはこの娘が同じクラスということ
これと1年過ごさないといけないのが大分苦痛でしかない
羨む視線に一身に受けてその度に代われるなら代わってやりたいと毎度思うよ…
アキ
モモ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
アキ
モモ
アキ
モモ
アキ
モモ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
アキ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
アキ
アキ
アキ
モモ
アキ
モモ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
アキ
アキ
モモ
モモ
アキ
アキ
モモ
アキ
モモ
モモ
アキ
モモ
モモ
モモ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
モモ
アキ
モモ
モモ
モモ
モモ
モモ
モモ
アキ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
モモ
翌日
いつも通りHR5分前に教室に着き扉を開けるとクラスのみんなが動揺していた
そしてやってきた俺を見てある者は口をパクパクさせまたあるものは何故か赤面してさらに別の人物は射殺すような視線を送る
朝から俺が何をしたというのか
そう思いながら自分の席に目をやると
黒髪ロングの何者かが俺の机の上に座って待っているのが見えた
そしてそれを見て俺は察してしまった
一旦現実逃避するために教室の扉を閉めて深呼吸を挟み再び扉を開ける
が、目の前に広がる光景は変わらず見覚えのある人物が見覚えのある空箱を持って見覚えのない髪色に変わっているのだ
モモ
アキ
モモ
モモ
モモ
アキ
モモ
アキ
アキ
モモ
モモ
男数名に囲まれてじゃれ合い程度の暴行と女性陣からの殺人未遂並みの言葉の刃物を投げられ
満身創痍になりながら再び彼女と会話をする
アキ
アキ
モモ
モモ
アキ
こうして何となく適当に生きてた高校生活は二年目にして波乱の幕開けとなる
