/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
─ 夢 小 説 注 意 ─
店内は空いているようだったので好きな席に座れた
自然な流れを装って別の席に座ろうとしたけど、
あっさり見破られた
蘭
一緒に食べるって約束したでしょ？
.
そんなこともあったような…
蘭
あったんだよ！
蘭
はぁ…
私は4人用のソファ席に座った
すると、奴も同じ様にソファ席に座ってきたので
.
ソファ座りたいなら譲るよ
蘭
俺はナマエの隣に座りたいから
想像以上にめんどくせえ奴だと分かった
.
（早く食べて帰ろ）
注文した苺パフェが私の手元に置かれた
.
（めっちゃ美味しそ〜）
蘭
俺にも一口頂戴？
.
いただきます
蘭
え？無視？
.
（ん〜美味しい〜）
奴は早くよこせと口を開けて待っている
蘭
あー
蘭
無視すんなら奢らねえよ？
.
じゃあこれだけですよ？
一口分をすくってスプーンごと渡そうとした
蘭
食べさせてくれないの？
.
（自分で食べろよ）
.
はいはいどうぞ
蘭
うま
蘭
この前食べたときより美味い
蘭
やっぱナマエが食べさせてくれたからかな？
.
変わりませんよ、
蘭
照れてる？
.
照れてません！
蘭
ツンデレも俺は好きだよ
蘭
ていうかツンデレの方が好き
.
あなたのタイプなんて心底どうでもいいです
蘭
ナマエ、めっちゃ俺のタイプなんだよなー
.
そうなんですね
蘭
ナマエは？
.
はい？
蘭
俺はナマエのタイプかって聞いてんの
.
タイプじゃないです
蘭
じゃあどんな人？
.
分かりません
蘭
なんでよ？
.
恋とかしたことないんです、
蘭
じゃあ俺がナマエの初恋奪っちゃおうかな？
.
無理です
蘭
そう言うと思った笑
蘭
これから同じこと聞いてもそう答えさせないからな
.
なんなんですか
.
さっきから大分キモいですよ
蘭
キモいじゃなくてカッコイイな？
.
どこがですか？
蘭
全体的に
.
私には一生理解できなさそうです
蘭
一生かけて理解させるから安心しろよ
蘭は私の頭に手をポンッと置いた
.
（相当甘やかされて育ってきたんだな）
蘭
これ食べたらどこ行く？
.
どういう意味ですか？
蘭
次どこ行きたいか聞いてんの
.
どこも行きませんよ
蘭
まじ？
.
家に直行します
.
（とっとと家に帰って寝たい）
蘭
家に帰って何すんの？
.
寝ます
蘭
ふーん…
.
（珍しく引いた？）
.
（これは、あの有名な押して引いて作戦かも？）
.
（ま、押して引くほど私のこと好きじゃないか）
.
ごちそうさまでした
蘭
金払ってくる
.
ごちになります！
蘭
無駄に元気だな
.
ありがとうございます
ナマエは深々とお辞儀をする
.
ではまた学校で
蘭
どこ行こうとしてんの？
.
家です
蘭
家こっちだよ
.
はい？
蘭
家帰って寝るんでしょ？
.
はい
蘭
だから家はあっち
.
私の家あっちですけど、
蘭
俺の家で寝るんだよ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
