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自分
自分
自分
そうして、朝を迎えた。
僕はいつもより早く起きてしまっていた。
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
伏見ガク
伏見ガク
剣持刀也
離したくないから
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
ガクくんの事は大好きだ
僕の話を聞いてくれて
僕のことを守ってくれて
もう僕には……
ガクくんがいなければ…
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
ガチャ
そうして僕は学校に向かった
遂に教室の前に来てしまった。
恐怖感で震えが止まらない。
針で全身を刺されている様な感覚だ。
この手でドアを開ける事
そんな事出来ないはずないのに、何故か立ち止まってしまう。
ズキッ
今更手の傷が傷んだ。
包帯からは血が垂れ、
廊下で一人目を潤わせていた。
でも…僕だけは僕でいなきゃ…
扉を開けた。
教室に入る。
僕が入った瞬間、一斉に黙って此方を睨んだ。
このどんよりした空気。圧力と重力は時と同時に増している。
クラスメイトのみんな
陽キャ達
陽キャ達
嗚呼嫌だ。あの声、聞いただけで吐き気がする
陽キャ達
陽キャ達
ああやっぱり、僕には…僕には無理だったんだ…、
????
…え?
陽キャ達
????
余裕のある言の葉と相反して、震えと汗は止まらない
陽キャ達
????
陽キャ達
奴らは顔を見合わせ、嘲笑ってくる。
どう言ったって反抗は出来ない
痛い、もうやだ、何で…
陽キャ達
陽キャ達
????
陽キャ達
????
陽キャ達
陽キャ達
????
陽キャ達
陽キャ達
その時、衝撃が手の先にまで伝った。
…刃物を刺されたみたいに
????
陽キャ達
????
????
陽キャ達
????
????
その時、確かに僕の手は震えていた。
…仕方ない事だ。
????
教師
????
陽キャ達
教師
教師
そうして何だかんだ時は過ぎていった。
剣持刀也
目を開けた。
剣持刀也
時計は下校時刻を指していた。
剣持刀也
見渡しても誰もいない。みんな帰ったんだろう。
剣持刀也
陽キャ達
剣持刀也
一気に恐怖が押し寄せる。
剣持刀也
陽キャ達
剣持刀也
僕は鈴を取ろうとした。
陽キャ達
後ろから手を縛られた。
剣持刀也
陽キャ達
ああこの場面
フラッシュバックして…あぁ…あああ、ああ
お決まりの様に服に手を入れられる。
ごそごそと敏感な部分を探している
他の奴は僕の服を脱がしている。
他の奴は僕の手足を縛っている。
剣持刀也
取ろうとしても動けない
助けが呼べない
助けて、お願いだから…っ!
陽キャ達
陽キャ達
剣持刀也
陽キャ達
陽キャ達
剣持刀也
ガクくん呼ばなきゃ
陽キャ達
剣持刀也
陽キャ達
剣持刀也
急に鈴を強く握りしめた。
剣持刀也
ガシャン
鈴は強い音を響かせ…砕け散った。
剣持刀也
陽キャ達
陽キャ達
剣持刀也
ガクくん、助けてよ…!
陽キャ達
伏見ガク
陽キャ達
目を開けるとそこには、ガクくんがいた。
剣持刀也
伏見ガク
嗚呼よかった、やっぱりガクくんは助けて…、
ぐしゃっ
剣持刀也
急に周りの気配がなくなった。
振り返ると、そこには…。
剣持刀也
陽キャ達
伏見??
??
陽キャ達
グシャッ
返り血がそこら中に飛び散る。
赤黒い色が視界のほとんどを占めた。
何、これ…
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
伏見ガク
目の前で命が消えていく
足も嘘の様に冷たくなっていく
ガクくんは僕を助けてくれた救世主だ。
でも、僕の眼にはガクくんがまるで、人間じゃないみたいに
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
…。
伏見ガク
信じられない
ついさっき起きた事
ついさっき見た光景
ついさっき感じた事
ガクくんが、人を殺した事
やっぱりガクくんは人じゃないのかな…?
僕の“ガク君”がいない
なら、僕は…
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伏見ガク
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伏見ガク
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伏見ガク
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伏見ガク