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(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧
あ、もうなんか好きです(
素敵…ㅠㅠ
※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※
ジミンさんは明日帰ってくるらしいので、私と6人は別れることになった。
あの城から出て、少しお別れの挨拶をする。
🐹「○○ちゃん、今日はごめんね…色々迷惑かけちゃって」
「いえいえ!綺麗なドレスも着れて楽しかったですよっ!」
🐯「○○ちゃんと離れるの嫌だ~!!」
「また韓国で会えますから笑」
「…ぁ、あの~…」
🐿「?なにっ?」
「じ、ジミンさんって、自ら行きたかったんですかね、?」
🐱「んなわけねーだろ笑」
🐨「○○さんが行ってる時に、じゃんけんで決めたんだよ笑」
🐰「あのヒョン、負けた時凄かったですよ笑」
🐰「う"ぁ"ぁ"ぁぁ!!って笑」
「笑笑そうだったんですね笑」
ほっとしていると6人全員の携帯から、通知が鳴った。
🐨「?なんだ?」
全員が同時に携帯を確認した。
🐱「……は?」
🐯「え、?」
「?どうかしたんですか?」
🐿「…ボスが……死んだ…って」
「…え?」
🐹「死因は病死…」
🐹「確かにボスは持病を持ってたけど…急すぎる…」
🐱「俺ら仕事無くなるぞ?」
🐨「んー…けどまぁ、金を持っていても持っていなくても、盗めばいいだろう。」
🐰「そうですね」
🐱「俺、これからどうしようかな」
🐹「僕も~…」
?ちょっと待って?
皆、ボスって人が亡くなったのに、寂しくも、悲しくもないの?
6人の瞳には、涙は一滴も溜まっていなかった。
「?ぼ、ボスが亡くなって、悲しくないんですか、?」
🐨「……その…」
🐯「…」
これは何か、私がずっと気になっていた闇が、関連しているのがすぐにわかった。
🐨「…立ち話もあれだし車の中で話そうか?」
「…はい」
兄には、「韓国で急用ができた」と連絡しておいた。
兄に色々と説明するのも面倒だし。
空港へと向かいながら、あの闇について聞くことになった。
軽くユンギさんが咳払いをして、話を始める合図をした。
🐱「まず、俺らがなんで集まったのか話すんだけど…」
🐱「俺らは、ボスに助けられて集められた。」
🐱「ボスは、元々今の俺らみたいな怪盗を作りたがっていたらしい。」
🐱「そのボスが、色々な悩みを抱えてた俺達を、助けてくれた。」
🐹「…助けてくれたって言っても…少し違うけどね、」
🐿「…ただ、操られてるだけですもんね」
🐱「…」
🐹「僕らは、操り人形みたいなものだよ。」
「操り人形…?」
🐹「そう。ボスの指先一つで僕達は動く。」
🐹「どれだけ疲れていても、どれだけ辛くても。」
🐹「だから、操る人がいなくなれば、僕達は一気に崩れてゆく。」
「そんな…!」
🐨「仕方ない。これが運命なんだから。」
🐱「…俺らは、1つの町から生まれたんだ。」
🐱「まぁ、町って言っても、法律がないみたいなもんだけどな。」
🐱「欲張りで、わがままな大人しかいない。」
🐱「交通法に従っても着きやしない俺らの家。」
🐱「毎日何処かで銃声がなる。」
🐱「1人1つは持ってるナイフ。」
🐱「暴力なんて日常茶飯事。」
🐱「命なんか、あってもなくても同じようなものだ。」
🐱「祈りの歌も届かない。そんな町に生き残った子供は俺ら7人しかいなかった。」
🐯「…7人で一緒に遊んだりしてたけど……さすがにもう限界って時に、ボスが町に突然来たんだよね、」
🐰「助けるって言ってくれたのに……疲れ果てた僕達の体を使って、自分の富にした。」
🐿「そのくせに勝手に死んでッ…!」
🐿「ひどい…人間のすることじゃないよ…!」
JーHOPEさんが過去を思い出したのか、綺麗な瞳から涙が出ていた。
それを始めに、次々と泣き出す5人。
あの6人が泣くなんて、よっぽど辛く、よっぽど寂しかったのだろう。
「…私が言えることじゃないけど…」
「本当に、本当によく頑張りました。」
「お疲れ様でした。」
今の6人が欲してる言葉は何だろうと一生懸命考えた結果、「よく頑張ったね。」「お疲れ様。」
普通の仕事で、普通の職場にいる人なら、言われた事はある言葉たち。
この"普通"が、6人の中では珍しくて、憧れてるものだと思う。
だから、この言葉を選んだ。
🐯「○○ちゃん…」
🐹「…ありがとう。」
涙を流しながら、笑顔でお礼を言ってくれた6人。
この言葉で良かったんだと安心した。
これから、この7人が、ジンさんが言ったように"崩れていく"かは、7人次第だけど…
どうか、この7人で、ずっと一緒にいて欲しいな…
皆さんこんちわえむです!
いかがでしたか~!
最近投稿できてなくてごめんなさい…💦
自分が髪切ったりとか色々と事情があり忙しくて投稿出来ませんでした~🙇♀️💦
次回は懐かしの短編かもです!
それでは、お暇致します🙇♀️