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巧海
零奈
そう言って手を絡めてきた彼は私の彼氏、巧海。
零奈
巧海
零奈
侑人
涼
巧海
零奈
美月
華鈴
零奈
私達はとある高校の2年生で軽音楽部に所属している。
そんな私達は先生の提案の元、軽音楽部のみんなで3日間の旅行に行っていた。
夏休み・軽音楽部部室にて
部員は私達6人以外にも1年生が5人、3年生が3人いる。
そして私達は9月の後半にある、学園祭に向けて毎日練習をしていた。
でも…
部長
部長
部長
部長
巧海
部長
巧海
零奈
零奈
侑人
部長
部長
ガラガラ
先生
そう言いながら手を叩いて入ってきたのが私達の顧問の先生。
凄く生徒思いで生徒間でとても人気のある女性の先生。
美月
美月
先生
軽音楽部のメンバーはみんな呆然として先生を見つめていた。
先生
「えっ?」
思ってもみない先生の発言に私達は少しザワつく。
涼
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
零奈
巧海
先生
先生
先生
こうして、軽音楽部の1部のメンバーで行くことになった旅行。
零奈
巧海
侑人
涼
零奈
巧海
華鈴
美月
侑人
涼
でもこの時の私たちにはまだ知る由もなかった。
まさかあんなことが起きるなんて。
先生
先生
侑人
華鈴
先生
美月
涼
巧海
侑人
涼
零奈
零奈
涼
巧海
華鈴
零奈
そうやってみんなで部屋に戻ろうとした時だった。
ガタン!!
零奈
巧海
華鈴
侑人
美月
涼
先生
零奈
巧海
その瞬間____
零奈
突然降り注ぐなにかの破片。
フェンスの近くにいた私に襲いかかる。
巧海
それから守るように巧海は私を抱きしめてくれた。
侑人
華鈴
美月
涼
巧海
巧海
零奈
先生
先生
すると、そんな私達の騒ぎを聞いてか
軽音楽部のメンバーが集まってきた。
1年生
先生
そう言って先生が去っていった瞬間
バン!バン!ガシャン!
グラッ__
華鈴
美月
華鈴
美月
激しい音のあと、船が突然傾き
美月と華鈴が海へと投げ出された。
侑人
そして
零奈
巧海
零奈
涼
鈍い水音と共に巧海も海へと落ちていった。
侑人
しかし、船は更に傾きだし
零奈
涼
侑人
私達は全員海へと投げ出された。
零奈
侑人
美月
目を覚ますと、広い避難所のような所にいた。
零奈
侑人
2人の話によると、ここは地下シェルターのような場所で
すぐ駆けつけてくれた救助隊の人達によって私達は運び出されたそう。
そしてこの騒ぎは
最近警察が追っていたというチームの仕業だったという。
零奈
侑人
侑人
そう言って気まずそうに目をそらした侑人。
零奈
零奈
零奈
美月
美月
侑人
侑人
零奈
その時
救助隊
救助隊
救助隊
救助隊
救助隊
そんな声がシェルター内に響いた。
侑人
美月
私はいてもたっても居られなくて
亡くなった人が運ばれている方へ走った。
侑人
美月