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ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
ないこ
if
ほとけ
ないこ
仕事が終わり、無事まろの病室に着いた
仕事が長引き、少し遅くなってしまったのが申し訳なかったけど…苦笑
ほとけ
ないこ
出発しようと思い、ドアに手をかけた瞬間、ほとけっちに呼ばれた
ほとけ
りうら
初兎
ここにいる俺ら以外の5人がぽかんとした顔で聞いてくるのは当たり前
実は、昨日約束したのはしたんだけど、場所は着いてからのお楽しみにとっていたのだ
ないこ
期待するメンバーを前にイタズラするかのような笑みを浮かべた
りうら
初兎
ほとけ
俺のイタズラスマイルに嫉妬した子供組
3人して病室で子供みたいにただをこねてしまった…
ないこ
ないこ
子供組
ただをこねる子供組を怒り、急いで病院を出た
ないこ
病院を出たあと、時計を見ながら約束の場所へ向かう
悠佑
ないこ
次第に人が少ない住宅街を歩いていた
皆は不信そうにして歩いてたけど、アニキは何かを察し、涙目になってた
今はまだ気づいてないやつもいたけど、皆あの場所に行けばアニキみたいな反応をするのかもしれない…
また…皆であの時のように笑い合えるのかもしれない
そう思うと、俺もなんだから泣きそうになっちゃう
出そうな涙をこらえて再度止まった足を動かす
ないこ
ないこ
あの後、歩くこと数分
俺が約束をした場所についた
りうら
ほとけ
初兎
悠佑
if
約束した場所を見るなり驚きを隠せない4人
やっぱりみんなここに来ると涙脆くなる
なんせ、ここは俺たちの結成のきっかけになった場所……そして
俺たちが初めて出会った場所
if
さっきまで皆と笑顔で話してたまろ
この場所に着くなりまろの顔が急にくもる
ないこ
黙り込むまろの横に腰をかける
if
if
ないこ
まろは俯きながら俺に話しかける
if
if
ないこ
今まで俯いていたまろが俺の顔を真剣な顔で見てくる
ないこ
ないこ
if
俺も真剣にまろに問いかける
気づけば周りに真剣な顔をしたメンバーも座っていた
ないこ
最後の問いにまろは、頷き、早く聞かせてと言うような顔で俺を見る
一息をついて、一旦自分を落ち着かせる
そして……口を開いた
ないこ
