高地家に転生した女の子

すごく上機嫌のようで

29かなぁ？

なんだとっ？！

ゆづきぃぃ

膝枕してぇ

はいはい、いいよ

こんにちはー
お邪魔します

あ''あ''あ''ｯ本物‥

ゆづき久しぶり〜…ってこの状況何？

私の彼氏です✨

はぃ？彼氏？

うん

おめでとおおおお！

うるさい黙れ！！…あ

笑北兄やったね笑笑

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たろちゃん主に遊ばれてらぁ笑笑笑笑

さ、騒がしい…

ねぇお前らうるさい…

しらなーい！AHAHAHA((((

ちょっと黙れ（ガチトーン

お姉ちゃんこの子ベットまで連れてって

あいよ‥軽っ！

2階の1番奥右手！

で、お姉ちゃん何しにきたかわかる？

さて…

あのね、私のこと
とりあえず私が話す‥ﾌﾞﾙ

樹くんはもう聞いてるらしいよ

私ね、高2の時交通事故にあったの。
お母さんは無事だった。お父さんはいないなったの、
そこからね、お母さんは急変したの。
急に酒のボトルで殴って蹴ってで。

私ね、それまでお姉ちゃんと暮らしてて、
お姉ちゃんと2人暮らししろって。
はたらいてためたおかねもぜんぶそっちにおくれって。
そごでね、…ｸﾞｽﾞｯお姉ちゃんは私に他の居場所を選択してくれたの。
それが新しいお母さん。
そのお母さんはね、病気ですぐ亡くなったの。
信じられないかもしれないけど、これは
　　　　　　　転生前
の話。私はあなた達がわたしを預かってから転生したの。

私の話はここまで、これは樹に話してって。

樹ね、兄弟が不安だったんじゃない
「花吐き病」だったの。
私に片想いしてたんだって。
未来が見えて、慎太郎とお付き合いしてた未来が見えたって。
それでね、続いたら空腹で死ぬんじゃないかって。
もう俺は嫌われてるんじゃないかって。

それでリスカを始めた。

これ、花。

ｽｰｯ…ふぅ…ｸﾞｽﾞ

ね、樹、一回部屋いこ？

お姉ちゃん、メモ通りに（ｺｿ

続き話すよ？

ｸﾞｽﾞｯｸﾞｽﾞｯ

…？ｸﾞｽﾞｯ

ｺｸｯ

これ…がいい

何作ってんのー？

はっ！いつの間に！

ゆーごどーぞっ

おおー！すごっ！

え、は？ちょ、なんて言った？！

みんなこれどーぞ！！

え、いいの？

作ったの？

樹とふたりで…

えー、すごい！（頭撫

んひひ、

あっ、ずるい

わっ、みんな離れてー、

ゆづきー（半泣

この人たち怖いねぇ

私今日からここ住んでいいんだよね？

あ、よろしく

聞いてないーAHAHAHA