コメント
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すごく泣けます(泣)、主の言う通り、アンチがなくなればいいのにって思う(泣)あとふつーに神作品すぎる!✨
私の涙腺知らない?
感動……目が涙だらけになった…
大森元貴side
すうっとゆっくり目を開ける。
天井の光が眩しい。
そっか、俺、生きてるんだ
光の眩しさに目を細めながら横目で周りを見る。
すると、目にいっぱい涙をためた若井と涼ちゃんが座っていた。
涼ちゃんは何かを決意したような顔で俺のことをずっと見ている。
若井はベットの縁を手の色がかわるほど握りしめていた。
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二人が俺の名前を呼ぶ。
二人の呼んでる声が聞こえる。
omr
今度は、藤澤じゃなくて、涼ちゃんって呼べた。
omr
怒ってごめん
迷惑かけてごめん
話せなくてごめん
Mrs.GREEN APPLEの人気を落としてごめん
でも、安心して。 俺はもうMrs.GREEN APPLEを抜けたから。
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涼ちゃんが俯く。
複雑そうな顔をして、俺の目を見て言った。
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涼ちゃんが確かにそう言った。
“許さない”と。
その“許さない”はさっきのおれの“ごめんね”の返事なのだろう。
若井はびっくりした目で涼ちゃんを見つめる。
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そこで一旦涼ちゃんは口を閉じた。
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声が出たのは咄嗟のこと。
若井と涼ちゃんにバレているかもしれない。
でも、隠さないといけない気持ちが膨れ上がってくる。
二人にみっともない姿を見せたくない。
「違うよ」
そう言おうとしたけど、俺がその言葉を言う前に涼ちゃんが先に口を開いた。
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omr
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omr
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その言葉には聞き覚えがあった。
そう、あのアンチの言葉。
涼ちゃんは綺麗な顔を歪めた。
「ひどい。」若井も顔を歪める。
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涼ちゃんの言葉にはっとする。
そうだ、涼ちゃんと若井に解放させてくれなんて、頼まれてない。
でも、
俺のせいでMrs.GREEN APPLEの人気が落ちている。
俺の性格と、声のせいで。俺のすべてのせいで。
ギターのオファーがきている若井に、
バライティーにも積極的な涼ちゃんに、
人気があるMrs.GREEN APPLEに、
迷惑がかかってしまう。
それはだめ。絶対に、だめ。
だから、俺はMrs.GREEN APPLEをやめたのだ。
Mrs.GREEN APPLEをやめれば、アンチが消える。
Mrs.GREEN APPLEを抜ければ、涼ちゃんと若井に迷惑をかけなくて済む。
二人に頼るのも、今日でおしまい。
これからは三人別々に歩いていくんだ。
きっと、その方が平和に終わるから。
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涼ちゃんが俺の目を見てしっかりいう。
涼ちゃんの目が、俺の目をしっかり捉える。
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涼ちゃんが優しく、そして強く言う。
涼ちゃんは俺にスマホの画面を見せつける。
心無いアンチの言葉たち。
この人を傷つける書き込みは、今もなお増え続ける。
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涼ちゃんと若井がやっと口を閉ざす。
もう話すことはないと言わんばかりに俺の返答を待っている。
自分の腕には包帯がぐるぐる巻きにされている。 ちょっとだけ、傷は痛いかもしれない。
アンチのことを抜きにして、Mrs.GREEN APPLEを続けていきたいか?
そんなの、
続けていきたいに決まっている。
中学校の時から知り合いだった若井と、
人柄に一目惚れした涼ちゃんと、ずっとずっと。
omr
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そんな短い言葉。
もっと言いたいこと、たくさんあるのに、結局それしか言えない。
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涼ちゃんが優しく微笑んだ。
あの複雑そうな顔はなくなっていた。
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若井が優しく笑う。
頬に落ちる涙は、きっと悲しい涙じゃない。
omr
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たくさんの想いが詰まった、
“ありがとう”と“ごめんね”だった。
三人で顔を見合わせてひさしぶりに笑う。
これからも僕たちは、Mrs.GREEN APPLEとして活動していく。
三人で堂々と歩いていく。
世界の終わりも僕らなら。 HAPPY END
こんにちは✨
世界の終わりも僕らなら、ハッピーエンド完結です
いいねを押してくださった皆さん 感想を書いてくださった皆さん、
本当にありがとうございます!
この作品はアンチがなくなるように書いた作品です。 この作品もいいねと感想待ってます。
記憶をなくした君はもよろしくお願いします🤲
それではまた!