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今回はあの夏が飽和するです!!
今回も温かい目で見ていただけると幸いです

「昨日人を殺したんだ、、、」

君はそう言っていた

梅雨つぶのまんま

リアン

(部屋の前で泣いている、、、)

リアン

(夏が始まったばかりというのに)

君はひどく震えていた

そんな話で始まる。あの夏の日の記憶だ

〜あの夏が飽和する〜

「殺したのはね。隣の席のいつもいじめてくるあいつなんだ」

「もう嫌になって肩を突き飛ばして、打ち所が悪かったんだよ」

「もうここにはいられないと思うし、どっか遠いとこで死んでくるよ」

そんな君に、僕は言った

リアン

「それじゃあ、私も連れてって」

財布を持って

ナイフを持って

携帯ゲームをカバンに詰めて

いらないものは全て壊していこう

あの写真も、あの日記も

今となっちゃ、どうでもいいさ

人殺しとダメ人間の君と僕の旅だ

そして僕らは逃げ出した。この狭い狭いこの世界から

家族のクラスの奴らも、何もかも全部捨てて、君と2人で

リアン

「遠い遠い。誰もいない場所で、2人で死のうよ」

リアン

「もうこの世界に価値などないよ。人殺しなんてそこら中いるじゃんか」

君は何も悪くないよ

リアン

「誰にも愛されたことがなかったんだ、、、」

「私も」

そんな嫌な共通点で、僕ら簡単に信じ合ってきた

君の手を握ったとき、かすかな震えもなくなっていて

2人線路の上を歩いた

2人で逃げて、どこでも行ける気がしたんだ

額の汗も落ちたメガネも今となっちゃどうでもいいさ。

あてもなく、さまよう蝉の群れに水もなくなり、揺れ出す世界に迫りくる鬼たちの土怒号に

「君は今までそばにいてくれたからここまで来れたんだ」

だからもういいよ。死ぬのは私1人でいいよ。

次の瞬間、海がトラックに突っ込んでいくのが見えた

、、、

海はあの後どうなったのか知らない

まるで映画の何かのワンシーンだ

白昼夢を見ている気がした

リアン

(気づけば、僕は捕まって、)

リアン

(君が、どこにも見つからなくて、君がどこにも見当たらなくて、)

数年後

リアン

(そして時は過ぎていった。ただ、暑い暑い日が過ぎていった)

リアン

(家族のクラスの奴らもいるのに、)

リアン

「なぜか君だけはどこにもいない。あの夏の日を思い出す。僕は今までも歌ってる」

リアン

「君をずっと探しているんだ。君に言いたいことがあるんだ」

9月の終わりにくしゃみして6月の匂いを繰り返す

リアン

(君の無邪気さは、頭の中を飽和している。)

誰も何も悪くはないよ

君は何も悪くないよ

リアン

もういいよ。投げ出してしまう。そういった欲しかったんだろう。

リアン

なぁ

〜BADEND君が自殺してしまった〜

曲パロ(初めてだから許して、、、)

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コメント

1

ユーザー

君を探しているかどちらにしようか悩んだんですけど(バットエンドの方)ですが、そちらの方がいいと思いましてそちらのほうにさせていただきました。1個前はちょっとハートがついてしまったので、いちど削除させていただきました少し話は変わるのですが、南海トラフについてです。たくさんのコメントありがとうございます。あれは推測なのであと初めて伸びた小説ですまたこちらのほう作品です

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