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次の日から、etさんは集中治療室での治療に移った
その影響で俺達の面会の機会は圧倒的に減った
それでも俺は毎日病院に通い続けていた。
yan
etさんが意識を失ってから3日経った
どれだけ話しかけてもetさんの意識が戻る気配は一向に無かった
yan
それは俺の実の父親が死んで間もない時のこと
yan
俺は目の前で父さんを亡くしたショックで公園で泣いていた
yan
yan
yan
???
yan
yan
???
???
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yan
et
yan
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yan
俺はその明るい笑顔に惹かれた
思えば、これが俺の初めての“恋“だったのかもしれない
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yan
最初は人に話す気なんか無かった
だけどあの笑顔をみた時に、ふと心の何処かで思ったんだ
この人になら話してもいいって
それで俺は今までにあったことを全て話した
全て話し終わったあと、etさんは泣いていた
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yan
yan
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なんて心の優しい人なんだろう
yan
気付いたら俺も泣いていた
その後etさんが慰めてくれて、ようやく涙が収まった
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yan
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その後、2人で色んな事を話した。
同い年であること、つい最近この町に引っ越してきたこと、2学期から俺の通う学校に転校してくること
etさんについて色々知れた気がした。
気付けば時間が17時を回っていた
et
yan
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yan
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yan
あぁ、やっぱりこの人の笑顔は素敵だなぁ
et
yan
それから毎日のように公園に通ったんだっけ…?
それで同じ中学に進学して、今になるんだな…
yan
etさんが意識を失ってから3日経った
どれだけ話しかけてもetさんの意識が戻る気配は一向に無かった
病室には無機質な機械音と、俺のため息だけが響いていた
yan
そう俺が嘆いても、慰めてくれる人はいない
いないと分かっていてもつい呟いてしまう
そうでもしないと
『自分がだめになってしまうから。』
yan
俺は座っていた椅子から立ち上がり、帰る準備を始めた
その時
ゴソッ
俺とetさん以外いない病室から、微かな音がした
俺はそれを聞き逃さなかった
俺が出した音ではない。つまり_
yan
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