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「前回の続き。今回はリクエストをもらった話です」

蒼井茜

う~ん…ここは…?

蒼井茜

…あ。そういえば、先輩の家に泊めてもらったんだった…

蒼井茜

…先輩は…

僕の隣で寝ていたはずの先輩を見ると…

蒼井茜

…えっ

蒼井茜

…子供の…先輩…?

…なんと、僕が朝起きると…先輩が何故か幼児化していたのだ…

古明地こころ(夢主)

…あなたはだれ…?

蒼井茜

…え。あ、僕は…

先輩が僕を見て、不思議そうに聞いてきた。…記憶が無いのか…

蒼井茜

…蒼井茜だよ

古明地こころ(夢主)

蒼井茜…じゃあ茜くん!(ニッコリ)

蒼井茜

…っ///

子供の先輩…可愛い…!

古明地こころ(夢主)

蒼井茜

んんっ(咳払い)

蒼井茜

…どうしたの?

古明地こころ(夢主)

…茜くん、学校に行かなくて良いの?

蒼井茜

え?

古明地こころ(夢主)

学校。行かなくて良いの?

蒼井茜

…行かないと会長に殺される…

古明地こころ(夢主)

かいちょー?誰?

蒼井茜

あー…会長は……本人に言ってもらう方が説明が楽だな

古明地こころ(夢主)

蒼井茜

…じゃあ、一緒に学校に行く?会長にも会えるし

古明地こころ(夢主)

!行く!

蒼井茜

…っ///

嬉しそうな先輩…可愛過ぎる…!

蒼井茜

…じゃあ、僕と一緒に学校に行こっか

古明地こころ(夢主)

うん!

…そして学校に来た僕達は今、生徒会室の前までやって来た

蒼井茜

…さて。会長のことだから、生徒会室にいると思うけど…

生徒会室のドアに手を掛けるが、僕はドアを開けるのを躊躇ってしまう

蒼井茜

古明地こころ(夢主)

…?せーとかいしつに行きたくないの?

蒼井茜

…えっと…それは…

僕が回答に困っていると、生徒会室から会長が出てきた。…はっきり言って最悪のタイミングだ…

源輝

あれっ…蒼井。意外と早いね。…そういえばこころは?

蒼井茜

おはようございます会長。…先輩は…

僕は、視線を下に落として先輩を見る

源輝

そして会長も視線を下に落として、子供の先輩を見た

源輝

…ねぇ蒼井。もしかしてだけど…この子供がこころ…?

蒼井茜

…はい。その通りです…

源輝

蒼井茜

…あの…会長。なんで僕を吊るすんですか…?僕何もやってないですよ…?

ここ一応廊下だぞ…!?正気かこの人…

古明地こころ(夢主)

大丈夫?茜くん…

蒼井茜

大丈夫じゃない…

源輝

まあまあ、細かいことはおいといて…こころ。僕が誰だか分かる?

古明地こころ(夢主)

えっと…すみません…分からないです…

源輝

…こころが僕に対して敬語を使ってる…少し違和感があるけど…

源輝

…なんか新鮮~☆

蒼井茜

ふっ…先輩は僕にはタメ口ですけどね

源輝

は?

蒼井茜

ごめんなさい

古明地こころ(夢主)

…(内心:…すごいカオス…)

源輝

…さて。本題に戻るけど…こころをどうやって元に戻すか…だっけ?

やっと降ろしてもらえた…

蒼井茜

はい。…どうしたら先輩は元に戻るんでしょう…

源輝

…こころを元に戻す方法…ね…

会長が意味ありげに呟いた。それが気になった僕は、会長に尋ねてみた

蒼井茜

…何か思い付いたんですか?

源輝

…いや

源輝

僕も何か方法があるか調べるから…蒼井の方でも、何か方法があるか調べてほしい

蒼井茜

…わかりました。僕の方でも、何か方法があるか探してみます。…先輩はどうしましょう…?

源輝

あー…そうだね…うちでこころを預かっても良いけど…蒼井はそれで良い?

蒼井茜

はい、構いません。…認めたくないけど、あんたなら大丈夫な気がするので

源輝

…そう

源輝

…じゃあ僕がこころを預かるね~!

蒼井茜

ええ、頼みます

会長は怪しいしドSだけど、なんだかんだ信頼できる。…絶対に言わないけど

蒼井茜

…それじゃあ僕は、教室に戻りますね。もうそろそろ授業が始まるので…

源輝

うん、わかったよ。吊るすのは…こころが元に戻るまで保留にしとくね☆

蒼井茜

ぅ…わかりました…

…そして僕は会長に先輩を任せて、教室に戻った

源輝

…さて。預かるとは言ったけど…僕も授業があるし、どうしよう…

蒼井が教室に戻っていってしばらくしてから、僕は困って呟いた。…その時、電話がかかってきた。

源輝

ん?誰だろ…

そう思って僕が電話に出ると…

源光

"…もしもし兄ちゃん?"

源輝

光?どうしたの?

源光

"今日は中等部のクラスが、授業は午前中で終わるんだ。だから俺は先に帰ってるな"

源輝

ふーん…そうだ光。授業全部終わったら、生徒会室に来れる?

源光

"…行けるけど…どうしたんだ兄ちゃん"

源輝

いや~…実は…

僕が光に事情を説明すると…

源光

"…なるほど…こころが子供に…"

源輝

うん。僕は生徒会の仕事も授業もあるから…学校が早く終わる光に、こころを迎えに来てほしくて…

源光

"…わかった。じゃあ授業が全部終わったら、俺が生徒会室に行くよ"

源輝

よかった…ありがとうね光

源光

"気にすんなって兄ちゃん!これくらい何ともねぇよ!"

源輝

光も頼もしくなったねぇ…少し前まではあんなに小さかったのに…

源光

"…兄ちゃんは一体いつの話をしてるんだよ…俺はちゃんと成長してるよ…"

源輝

え?光が7歳の時の話だよ~

源光

"…本当にいつの話だよ…"(引

源輝

あはは~…まぁ、細かいことは気にしないでよ。それじゃあ、後でよろしくね

源光

"おう、任せてくれよ兄ちゃん。それじゃあまた後でな"

源輝

うん、じゃあね~

そう言って、光との電話を切る。…よし、それじゃあ…後は光を待つのみ…

古明地こころ(夢主)

…輝さん。今電話してた人、誰ですか?

源輝

輝くんって呼んでほしいなぁ~…

古明地こころ(夢主)

ぇ…じゃあ輝くん…?

源輝

うんうん、よくできました♪︎…それで、僕がさっき電話してた人は…光。僕の弟だよ

古明地こころ(夢主)

輝さ…輝くんの弟…?

源輝

うん。そうだよ~

古明地こころ(夢主)

そうなんですか…

源輝

…まぁ、外で立ち話も何だし…一旦生徒会室に入ろうか

古明地こころ(夢主)

あ、はい

そして、僕達が生徒会室に入ろうとした時…

???

…源先輩?

誰かに声をかけられた

源輝

…君は…

はい、第10話おしまいです。気づいた人もいると思いますが、第1話から、話の書き方に修正を入れています。まだしばらくかかると思うので、温かい目で見守ってくれているとありがたいです。(現在5月1日)それと今回から、主のアイコンも追加しました。アイコン画像がシジマさんなのは、特に理由は無いです。(何となくです。)それではまた次回で!
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