愛美
私達を助けてくださって
愛美
ありがとうございます。
咲良
それとそちらの会社と取り引きを
咲良
したいと思っています。
リヴァイ
そうですか
愛美
あまり嬉しそうではないですね?
リヴァイ
利益のために助けたわけでは
リヴァイ
ないので
咲良
なるほど。
咲良
試してすみませんでした。
ハンジ
試す…?
愛美
取り引きの話を出して喜ぶようなら
愛美
どんな手を使ってもエレンと
愛美
別れされるつもりでした。
リヴァイ
エレンと…?
ミカサ
ふたりは学生時代
ミカサ
エレンに告白してる
アルミン
エレンはモテたからね…
咲良
エレンを愛さなかった人なんて
咲良
いなかったと思うわ
愛美
監禁されてる時も言ったけれど
愛美
エレンに関わった人がどれほど
愛美
エレンを慕い、愛し
愛美
心を傾けていることか……
咲良
そうよ
咲良
エレンのことが好きな子は
咲良
幼馴染みであるミカサに
咲良
牽制されながらも頑張ってたのよ
エレン
そうだったのか
ミカサ
ちっ
咲良
ふふふ
愛美
だからエレンが結構するってなった時
愛美
沢山の女の子が失恋して泣いたのよ
エレン
え!
エレン
知らなかった
愛美
大規模な結婚式だったし
愛美
旦那が○○会社の社長なんだもの
愛美
誰もが諦めた瞬間だと思うわ
咲良
エレン……私達あなたのこと
咲良
愛してたわ
エレン
…
愛美
……ねぇエレン
愛美
あなたのためなら何でもするわ
愛美
だから私達を選んでくれないかしら
ミカサ
あんた達!
アルミン
ミカサ…。
エレン
愛美、咲良
エレン
ありがとう
咲良
……
愛美
……
咲良
はぁ…だめだったかぁ、、
咲良
もうこれで本当に諦めるわ
愛美
貴方の旦那様に勝てる気もしないし
愛美
私達は帰るわね。
愛美
咲良、ミカサ、アルミン
愛美
いくわよ
ミカサ
何で私まで───
咲良
いいからいいから
ミカサ
ちょっ
エルヴィン
私達も帰るよ
ハンジ
じゃーねー
アルミン
ばいばいエレン
ガラガラ
ピシャン