テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
7件
完結おめでとうございます!!涙腺崩壊案件ですね!これは。 言葉選びとかも本当に好きです。ポピ🌷さんの作品どれも神すぎてやばいです! 泣きながらニヤつきながらスクロールしてました。笑 新連載も見させて頂きます! 本当にお疲れ様でした!
完結おめでとうございます&お疲れ様でした!! 私本当にポピ🌷さんの物語が大好きで、書いてる方の中で1番好きなんですよ!!「不真面目な私が真面目な恋をした」とかも本当に素敵すぎて!そっちもリピしてます笑笑 この物語はずっとニヤニヤしてました笑笑 新連載も楽しみにしてます!! 改めてお疲れ様でした!!
完結お疲れ様です ー ! !🫶🏻 ̖́- ふつ ー に凄い泣けるし、ひとりでにやにや しながら読んでること沢山ありましたっ ! ! 笑 神連載ってことですね!(?) 新連載、読ませて頂きました ! ! 新連載も最高すぎて、、💭✨ 1日に2本くらい投稿してて ほんと尊敬しますっ ! !ゆっくり 休んでください ! !新連載の続きも楽しみにしてます ー !!
🌸最終話『始まりの一歩』
朝の光が柔らかく病室に差し込んで、カーテン越しに金色の影が床を照らしていた。 この光を、僕は何度見てきたんだろう。でも、今日は違う。眩しくて、でも温かい。
🌷
隣のベッドにそっと声をかけると、えとさんがもぞもぞと毛布の中で伸びをした。
🍫
🍫
寝ぼけた声で言いながら、えとさんは瞼をこすって、すぐに「あっ!」って顔した。
🍫
🌷
🍫
ベッドの上でえとさんが小さく膝を抱えながら、まどの外を見つめる。
この部屋で、いろんなことがあった。 泣いたり、笑ったり、時には黙り込んだ夜もあった。 全部、ふたりで過ごした日々だ。
🌷
🍫
🌷
僕はえとさんに手を差し出した。えとさんの手は、 いつもよりちょっと汗ばんでた。でも、それを包み込む僕の手も、きっと同じだった。
エレベーターの「チーン」という音が、心の奥にやけに響いた。 一階のロビーに降りると、看護師さんや先生たち、 それに同じ病棟で仲良くなった人たちが、笑顔で拍手をくれた。
「なおきりくん、えとちゃん、ほんとによかったですね」 「また遊びに来てよー!元気な顔見せて!」 「えとちゃん、頑張りすぎないようにね!」
うれしいのに、どうしようもなく泣きそうになる。 私は「ありがとう」と笑いながら何度も頭を下げて、なおきりさんの 袖をつかんできゅっと引っ張った。
🍫
🌷
🍫
口では文句言いながら、でも本当に、私の目は なおきりさんの横顔から離れなかった。
玄関をでると、風がふわっと顔に当たった。
🍫
🌷
少し先には、迎えにきてくれた家族たちの車が見えていた。 でも、もう少しだけ、ここにいたい。
🍫
🌷
🍫
🌷
そう言って、なおきりさんが私の小指に自分の小指を絡ませた。
🌷
🍫
🌷
🍫
私はそっと耳元で、
🍫
って言った。
なおきりさんは一瞬固まって、でもすぐにぷいっと横を向いた。
🌷
🍫
小指はそのまま。
その一歩が、ふたりの「新しい日常」へと つながっていくんだってーー
わかってた。
🌸最終話 完🌸
💌あとがき「ありがとうを伝えたくて」
この物語を、最後まで呼んでくださったあなたへ。 本当に、本当にありがとうございます! 誉め言葉というか神作品ありがとうとコメントを読んで毎回やる気出てました 読んでくれて、出会ってくれてありがとう。 2025.夏
もうあと一作品夏休み中に作ろうと思うので!!お楽しみに!!
予告
『敵か味方かーーそれでも君が好き』 🕵️💔💘
・なおきりはある秘密組織のエーススパイ。 ・えとは敵対組織の敏腕テージェント。 ・任務で何度もすれ違い、時に対決。 ・けれど、素顔では互いに惹かれ合い、秘密の連絡や 偶然の再会で距離が縮まっていく。 ・けれど敵同士、互いの正体は隠しつつも心は通じ合い、葛藤と切なさに揺れる恋。