✤
マ、マイキー。。クン。。
マイキー
やっほ、✤チャンっ♪
手をひらりとさせて私の元へ近寄る
✤
ご、ごめんなさいっ。。
マイキー
なんで謝るの?
猫チャン、守ろうとしたんでしょ?
猫チャン、守ろうとしたんでしょ?
きょとんとした顔で血を拭いながら 私を見つめる
✤
私っ、無力なのに。。
刃向かっちゃって。。
刃向かっちゃって。。
マイキー
確かに、✤チャンは無力だったけどっ、
マイキー
でも止めようとしただけ偉いんじゃない?
ほら、猫チャンも無事だしっ
ほら、猫チャンも無事だしっ
にこっと微笑みながら猫を 抱きかかえて私に見せる。
ドラケン
おいマイキー、
急に走り出すんじゃねぇよ。。
急に走り出すんじゃねぇよ。。
小走りで背の高い人が近寄ってくる。
マイキー
ごめんごめんっ、鞄は?
ドラケン
持ってきてやったよ、
背の高い彼は1つため息を付いて 鞄を私に差し出してくる
✤
あ、ありがとうございます。。
ドラケン
。。お前どら焼き女じゃねーか。
✤
ど、どら焼き女っ。。?
よく見たら背の高い彼は コンビニで出会った人だった。
マイキー
ケンちん✤チャンの事知ってんの?
ドラケン
いや、さっきどら焼き渡した。
✤
あ、あのっ。。マイキークン。。
マイキー
ん?
✤
どうして助けに来てくれたんですか。。?
マイキークンは背の高い彼をチラッと見ながら照れ臭そうに
マイキー
勘っ。。?
彼は頬をポリっと掻きながら薄く笑う
ドラケン
ちげーだろ。。
ベンチに放り出されてた鞄の向きみて走り出したんだろ。。
ベンチに放り出されてた鞄の向きみて走り出したんだろ。。
マイキー
ケンちんっ!なんで言うの!?
むっと頬を膨らまして
✤
とにかく有難う御座いました。。
マイキー
全然いいって、
私を安心させるようににっこり笑い
ドラケン
おい、そろそろ集会
マイキー
はぁーい、
2人は小走りで橋下を離れ
マイキー
じゃっ、またね〜。✤チャンっ