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ピピピピピピピ…ガチャ
春菜
んー
春菜
もう朝かー
私は背伸びをしながらそう呟いた
春菜
学校行きたくねー
春菜
ずっとスマホ見てたい
そうぶつくさ言いながらも私は制服に着替え部屋を出た
春菜
んー、たまには朝ご飯作ろうかな
春菜
お母さん仕事でいっつもいないし、作ってくれる人いないからいっつも市販のパンなんだよね…
春菜
うーん…
春菜
まぁでも時間ないしいっか！
春菜
時短時短🎶
そう言いながら半額シールの着いたパンを開ける
春菜
やば、もう7時じゃん！
春菜
急がないと！
私は急いで靴を履き、玄関を出た
春菜
(うわぁ、)
春菜
(学校ついちゃったよ)
モブたち
ねー、今度あそこのプール行かない？
蒼モブ2
いいけどまだ時期早くね？
モブたち
夏が来たらってことだよ！
蒼モブ2
あーはいはい
蒼モブ2
暇だったらね
モブたち
やったー！
春菜
男女2人で仲良く登校か、
春菜
青春してるなー
春菜
で、でも私も夢と妄想の中では100回はしたし？！
羨ましい、と思う自分がいたが密かに何も思わなかったことにした
ガラガラ…
教室のドアを開ける音がよく響く
優花
うわっ、あいつ来たよw
優花
お前話しかけてきなよ
椿
えー
椿
臭いしやだよ
淡々と私の悪口を語っていく2人
春菜
なぜあんな奴らが一軍なのか検討もつかん…
春菜
もしかして私って本当に臭いのか？
春菜
いやいやそんなことない…多分
モブたち
ねぇーしってる？
椿
なにを？
モブたち
あの春菜って人パパ活してるらしいよ？
椿
え。
椿
まじで？
モブたち
噂程度に聞いただけだけどね
椿
へぇー、あの顔でよくやろうと思うもんだ
モブたち
そうだよねー
春菜
おいおい、私はパパ活なんぞしとらんぞって言いたいけど絶対言った途端「誤魔化し方下手すぎw」って言われるからやめとこ…
苛立ちを抑えながら私は落書きだらけの教科書を広げる
春菜
落書きについては何も言うまい…
続く…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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