きょうもお疲れ様でした
と、愛美の体に俺はいつも言い聞かせる。
目黒蓮
疲れたね
愛美
疲れてないよ
目黒蓮
うそー
愛美
違うもん
愛美
きょうねっ、
目黒蓮
うん
愛美
知らない男の人に、腕つかまれてっ
目黒蓮
ヨシヨシ
目黒蓮
ゆっくりでいいよ
愛美
怖くなってグスッ、その人を蹴って逃げたのグスッ
目黒蓮
怖かったね(ぎゅ)
愛美
うん、グスッ
目黒蓮
大丈夫だよ
聞くと、愛美は痴漢されてたみたい。
まあ、愛美かわいいし仕方ないよね。 でも、こんな大事な彼女を不安にさせるなんて、マジで恨む
ほんと、その犯人ぶっ潰す。
目黒蓮
怖かったよね、ごめんね。、
愛美
…グスッ
その夜は、何も話してくれず、 静かに体が震えていた。