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テンペストの広場では、そらねちゃんとそら真くんの健やかな成長を祝う「家族祭」が開催されていた。
リムルやミリム、ベニマルたち仲間が勢揃いし、街中が笑顔で溢れている。
ジェジェ
ジェジェがそらちゃんの肩を抱き、愛おしそうに街を見渡す。 その時、壇上に立ったそらねちゃんと、トコトコ歩くそら真くんが顔を見合わせた。
そらね
そらねちゃんが空を指差すと、そら真くんが「あぅ!」と力強く手を叩いた。 二人の小さな手から放たれた魔力が空中で混ざり合い、これまでにないほど澄み渡った虹色の光となってテンペストを包み込む。
ジェジェ
ジェジェ
空に映し出されたのは、そらちゃんが初めて二人を抱きしめた時の涙、ジェジェが不器用におむつを替えていた姿、
そして家族四人で笑い転げた何気ない朝の風景……。 それを見た住人たちからも、温かい拍手が沸き起こる。
そら
そらちゃんの瞳から、幸せな涙が溢れ出す。
ジェジェはそらちゃんの涙を指で優しく拭うと、耳元で静かに、でも力強く囁いた。
ジェジェ
そら
そらちゃんがジェジェの胸に飛び込むと、そらねちゃんとそら真くんも「パパとママ、ずるーい!」と二人の足にしがみついてきた。
夕日に照らされた四人の影が、ひとつに重なる。 そらちゃんの転生物語は、家族という名の最強のパーティーと共に、まだ見ぬ輝かしい第4部へと続いていくのでした。
ー第3部完ー