最終回
スタート
黄
黄
黄
紫
え、りいぬくんが…いじめられてる…?
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紫
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紫
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紫
黄
黄
黄
黄
紫
そんなに辛い思い…してたの?
俺に言ってよ…
心配かけてよ…
紫
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黄
紫
黄
黄
黄
紫
紫
紫
紫
黄
黄
紫
黄
紫
黄
紫
黄
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紫
黄
紫
紫
紫
黄
紫
紫
黄
紫
紫
それから俺はりいぬくんが帰ってくるのを待っていた
赤
赤
俺はいつも土日にここへ来る
土日はだいたいなな兄お家で仕事をするから邪魔にならないようにいつも海へ行く
赤
いじめっ子
赤
海を見とれていると後ろから声がした
赤
そこにいたのはいつもいじめてくるやつらだった
いじめっ子
いじめっ子
赤
いじめっ子
いじめっ子
それから俺は殴られ蹴られた
正直もう慣れた
でも、今日はいつもより酷かった
いじめっ子
赤
もー立てないぐらい殴られた
いじめっ子
いじめっ子
赤
やっと…帰った…
もー暗いな…
早く帰らないとなな兄心配する…
立とうとすると
グラッ
赤
視界が急にぐらついて倒れる
赤
赤
痛い体を無理やり起こして家へと帰る
紫
紫
ガチャ
りいぬくんの帰りが遅くてソワソワしていたら玄関のドアが開いた
紫
赤
紫
そこに立っていたのは
全身痣だらけで赤い血が着いている
紫
赤
紫
赤
紫
そう言ってりいぬくんに手を伸ばそうとした瞬間
赤
紫
そう言って手を振り払われた
赤
紫
そんなに辛かったんだね…
気づいてあげれなくてごめん…
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赤
紫
ギュッ
優しくりいぬくんを抱きしめた
赤
紫
赤
俺は無事家に帰れた
部屋に入るとなな兄がいて凄く心配された
紫
隠すの忘れてた…
赤
紫
赤
そこまでする必要ない
紫
そう言って俺に手を伸ばすなな兄
なんだか怖くて手を払い除けちやった
赤
紫
あ、やっちゃった…
嫌われ…た?
そう思うと急に涙が出てきた
赤
紫
俺何してんだろ…
泣いたら泣いたでもっと心配かけちゃうのに…
紫
そう言っているなな兄はとても優しい目をしていた
でも、もう怖いんだ
人
が…
赤
紫
ギュッ
優しく抱きしめてくれた
それが嬉しくて涙が止まらなかった
赤
紫
赤
それから俺は全部話した
小学生の頃からいじめられていたこと
何度も蹴られたり殴られたりされた事
カッターで腕を切られたことも言った
話し終わったらなな兄は泣いていた
紫
紫
赤
紫
紫
紫
赤
赤
紫
赤
赤
赤
紫
赤
紫
紫
赤
紫
赤
紫
赤
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紫
よしよし
と頭を撫でてくれた
凄く安心する…
赤
紫
紫
赤
紫
赤
俺は深い眠りについた
紫
りいぬくんは泣き疲れて寝てしまった
その寝顔は本当に美しかった
紫
チュッ
おでこにキスをして俺も眠りについた
そして次の日
紫
紫
紫
赤
紫
紫
もう…俺りいぬくんの虜だな…
赤
紫
赤
紫
赤
紫
赤
紫
赤
紫
紫
赤
それから俺らは笑顔の練習をした
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紫
赤
紫
紫
赤
紫
赤
りいぬくんなら行ける!かませるよ!
かませる…
その言葉は俺にとって大事な物
赤
紫
紫
赤
紫
赤
紫
鏡を持ってきてくれてそれを覗き込むと
そこには笑ってる俺がいた
赤
紫
ニコッと笑いかけてくれるなな兄は凄く爽やかでかっこよかった
赤
赤
紫
赤
紫
赤
やっとりいぬくんが笑ってくれた!
やっぱりりいぬくんは笑顔が似合う
そう考えていたら急にりいぬくんが
俺、なな兄のかまそ好きだよ
と、笑顔で言ってくるから耳まで赤くなってしまった
赤
紫
紫
赤
紫
凄く嬉しい
でも、かまそだけじゃなくて俺の事も…
なんて思っちゃうの可笑しいかな…
赤
紫
赤
紫
赤
紫
赤
赤
ギュッ
急に抱きしめてくるから後ろに手を着いてしまった
紫
赤
紫
紫
赤
紫
赤
それから俺たちは楽しく過ごしている
りいぬくんの笑顔も見れるようになったし
苦手な食べ物だって知った
それから数年後俺らの薬指にキラキラしたものがあったとか…
紫
赤
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コメント
7件
とりまいじめっ子達〇りたい 泣きそう。゚( ゚இωஇ゚)゚。 でも紫赤が幸せで、嬉しい 。゚( ゚இωஇ゚)゚。。゚( ゚இωஇ゚)゚。
すみません!勝手にフォローしちゃってました!今更ですがフォロー失礼しますm(*_ _)m 小説すごい感動しました!