太宰 治side
姉さんがタヒんだ
話によると、音に反応する 高性能爆弾による罠にかかったらしい。
姉さん1人なら簡単に脱出 出来たんだろうけど、その場には 共同任務で一緒にいた中也もいた
姉さんは部下思いだから、 中也だけを逃がした。 だけどその時の音によって 姉さんは爆発に巻き込まれ、 そのままタヒんだ。
僕は骨折でずっと医務室に いたせいで、そのことを 知ったのは姉さんがタヒんでから かなり経ってからだった。
姉さんに対する後悔が じわじわと浮かび上がってくる
あの時大怪我をしていなかったら、 僕がもっと早く治せていたら、、
後悔は山ほどある、 でももうその後悔は消えない
何故なら、この後悔を消化する ことの出来る存在は、 もう居ないから
中也
こんな時に中也と会うなんて、 本当にツイてない
太宰くん
中也
太宰くん
中也
中也
置いてある物を見てみろ
太宰くん
中也
太宰くん
太宰くん
姉さんの執務室なんて、 殆ど行ったことがない、 そこに何があるんだ、、?
有那
有那
有那
有那
有那
有那
太宰姉
太宰姉
太宰姉
異能力無しでの戦いで生き残れない
太宰くん
何時も姉さんが座っていた椅子、 まるで今の今までそこにねえさんが いたかのような感覚だ
太宰くん
太宰くん
太宰くん
太宰くん
中也の発言にも辻褄が合う、、)
太宰くん
太宰くん
太宰くん
治へ、 誕生日おめでとう。 タヒにたいと思っている治にとっては あまり嬉しくない日かもしれないけど、 せめて何かプレゼントしたいと思い、 このオルゴールにしました。 織田くんから聞いたよ、 最近寝付きが悪いそうだね。 このオルゴールを聴きながら寝たら、 もしかしたら少しはマシになるかも、、 何て思ったりもしました。 オルゴールは、世界に たった一つだけのオルゴールです。 何故ならこのオルゴール入っている 曲は、僕が作ったからです。 歌詞も一緒に入れておくね。 最後に治、僕の弟で 本当にありがとう。 太宰有那より
太宰くん
太宰くん
太宰くん
太宰くん
太宰くん
傍から見たら頭の可笑しい
歌詞だよっ
太宰くん
よく眠れそうだよっ
太宰くん
中也
こう言ってたんだよ
中也
中也
中也
中也
今出せるとびっきりの笑顔で笑え!
太宰くん
太宰くん
太宰くん
太宰くん
中也
中也
太宰くん
君は僕の言うことだけ聞いていればいいの!
中也
太宰くん
って言うのは、まさにこのことだね!
姉さん、姉さんに届いているかは 分からないけど
僕は、姉さんのお望みの、 今出せるとびっきりの 笑顔を見せてあげるよ!
中也
バリーンッ!
中也
中也
太宰姉
中也
中也
バッコオオオオオオン!!!
中也
中也
中也
そっくりなんですね)
中也
中也
中也
有那さんからの期待、、なのか?)
中也
中也
太宰姉
第1章《終》