孤爪
木兎さんが隠れて聞いてた
孤爪
レッツゴー
木兎
移植って、.....
木兎
おいっ!2人とも聞いてくれ!
黒尾
あ?なんだよ
月島
なんですか、
木兎
なんか赤葦が、赤葦が
黒尾
はぁ、赤葦がなんだって言うんだよ
木兎
膵臓のがんなんだって......
黒尾
は?嘘は大概にしろよ
木兎
違う!あかーしの部屋の前通ったら言ってた
月島
そんな、.....嘘に決まってます、
黒尾
........俺は赤葦なんて興味ねぇし、
月島
......僕だって、
木兎
そんな、
木兎
ひでぇだろ、
木兎
(フラ)
黒尾
お前まだ熱下がってないんだからよ、安静にしとけよ、
木兎
.......
木兎
(自分の部屋に向かう)
赤葦
はぁ、みんな死んじゃえばいいのに
赤葦
ガリガリ(腕を引っ掻く)
赤葦
(あぁ、なんも楽しくない)
赤葦
(孤爪には言っとこっかな)
赤葦
あぁ、孤爪?
孤爪
なに?
赤葦
まぁ突然なんだけど
赤葦
俺膵臓のがんなんだよね
孤爪
え?それって治るの?
赤葦
いや、移植くらい?
孤爪
....それってクロ達に言ったの?
赤葦
いや、俺なんて別に必要無さそうだし、
赤葦
言ってないよ
赤葦
じゃ、そう言う事だから
孤爪
ちょっ
赤葦
プープープー
赤葦
これで、良いんだよね
赤葦
これで、いい(ポロポロ)
赤葦
......う"ッ(お腹を抱える)
赤葦
い"たい"
赤葦
痛い痛い痛い痛い痛い!
赤葦
はぁ、はぁ(もう死にたい)
赤葦
はぁ泣(カッターを持つ)
赤葦
グチュッグチュッグチュッグチュッ"(死ね、)
赤葦
死ねっ死ねっ死ね!
赤葦
(血が垂れる)
赤葦
はぁーはぁー
赤葦
......なんで生きてんの......俺(頭を抱える)
赤葦
みんなから嫌われて.....生きてる価値無いじゃん涙.....
赤葦
.....もうなんなの!
赤葦
ガシャンッ(スマホを投げる)
赤葦
.....もうやだ......グス
赤葦
.....フラ...バタンッ(倒れる)
赤葦
......(多量出血かな)
赤葦
(ごめんなさい)
木兎
.......
木兎
なぁ、赤葦に謝んねえか?
黒尾
ッ....そうだな
月島
僕も言いすぎたかもしれないです
木兎
コンコン🚪赤葦?
木兎
入っていいか?
赤葦
........
木兎
赤葦?
黒尾
.....入るぞ
黒尾
ッ....!
そこには血しぶきなどが飛んだ壁や床に倒れている赤葦が居た
木兎
赤葦!赤葦!
黒尾
出血が....!
黒尾
と、とりあえず手当!
黒尾
(手当をしてる)
木兎
ごめんなぁ、赤葦、こんなになるまで.....
黒尾
ッ、すまん....
月島
ごめんなさい涙ポロポロ
木兎
......ホッ終わった....
数時間後
赤葦
んぅ、(起きた)
赤葦
.....(あぁ、また迷惑かけて、)
赤葦
馬鹿じゃん((ボソッ…
木兎
あかーし!
黒尾
赤葦!
月島
赤葦さん!
3人:ごめん!(なさい) (すまん!)
黒尾
おれ、ついムキになっちまって
黒尾
ほんとにすまん......
月島
僕も!ついカッとなってしまって....
木兎
俺も....あかーしがこんなに追い詰めてんの分からなかった、
赤葦
.....大丈夫です、俺もずっと抱え込んでたんですし、
赤葦
僕も悪いです....
木兎
ちょっとずつ自傷癖直していこ?
赤葦
....はい!
おまけ
赤葦
...ごめんなさい(ポロポロ)
赤葦
またやってしまって....(ポロポロ)
木兎
大丈夫(背中をさする)
黒尾
少しずつ直していけば良いから、
月島
そうですよ、
赤葦
(あぁ)
俺って居ていいんだな