それは小学校初登校の日だった
ガヤガヤ…
心美
私は教室に入る勇気が出ず ドアの前で右往左往していた
心美
私はその場でしゃがみこんでしまった
彩月
彩月
その子の目がキラキラしていて 私は気づいたらじっと見つめていた
彩月
彩月
私は手を捕まれ 教室に連れていかれる
彩月
心美
彩月
私の顔をすごく覗き込んでくる
心美
彩月
彩月
彩月は眩しい笑顔をこちらに向けてくる
心美
心美
教室に入る時から 手を繋がれたままだった
彩月
彩月
親とは違った柔らかい手の感触と初めてできた友達に私の胸は少し高揚していた
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