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あの夏が緩和する
スマブラ
スマイル
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま
部屋の前で泣いていた
夏が始まったばかりというのに
君はひどく震えていた
そんな話で始まる あの夏の日の記憶だ
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
そんな君に僕は言った。
ぶるーく
財布を持って
ナイフを持って
携帯ゲームもカバンに詰めて
いらないものは全部
壊していこう
あの写真も
あの日記も
今となっちゃもういらないさ
人殺しとダメ人間の
君と僕の旅だ
結局僕ら誰にも 愛されたことなどなかったんだ
そんな嫌な共通点で
僕らは簡単に信じあってきた。
君の手を握った時
微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られないで二人
線路の上を歩いた
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
白昼夢を見ている気がした。
気づけば僕は捕まって。
君がどこにも見つからなくって。
君だけがどこにもいなくって。
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
家族もクラスの奴らも何もかも
全部捨てて君と二人で
遠い遠い誰もいない場所で二人で死のうよ
もうこの世界に価値などないよ
人殺しなんてそこら中
湧いてるじゃんか
君は何も悪くないよ
ぶるーく
金を盗んで
二人で逃げて
どこにでも行ける気がしたんだ
今更怖いものは
僕らにはなかったんだ
額の汗も
落ちたメガネも
スマイル
スマイル
スマイル
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
あてもなく彷徨う蝉の群れに
水もなくなり揺れ出す視界に
迫り狂う鬼たちの怒号に
バカみたいにはしゃぎあい
ふと君はナイフを取った
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎていった
家族もクラスの奴らもいるのに
何故か君だけはどこにもいない
あの夏の日を思い出す
僕は今も今でも歌ってる
君をずっと探しているんだ
君に言いたいことがあるんだ
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
君の笑顔は
君の無邪気さは
頭の中を緩和している
誰も何も悪くないよ
君は何も悪くは無いから
もういいよ
投げ出してしまおう
ぶるーく
ぶるーく
I loved you
𝑒𝑛𝑑
コメント
3件
I loved you 貴方を愛していました。 ここ鳥肌たった。神すぎ