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俺を見ろ
カイ潔
セフレパロ
連載
カイザー
カイザー
俺は目を擦り隣に目をやった
だが隣に世一はいなくて
布団は冷たかった
カイザー
俺と世一はいわゆるセフレ
セフレとはセックスフレンドとの略だ
俺と世一は1ヶ月前まではこんな仲じゃなかった
そうだ……あれは1ヶ月前の夜……
俺は世一が恋愛的に好きだった
でも男同士な訳だし、
世一に好かれている訳でもない
到底世一に告るなんて思いは持ち合わせていなかった
俺は週4、世一に似ている女と会っては体を重ねていた
カイザー
セフレ女
カイザー
セフレ女
生憎性格は似ていなかったが
その日はセックスをする為にホテルに向かっていた
こんな自分にクソ、と思いながら歩いていると、
目の視界に世一らしきものが入った
カイザー
セフレ女
世一がこんな夜に、こんな街に居るはずが無い
俺の頭の中は真っ白になった
だが、目を擦っても、目の前に映るのは
”見知らぬ男と歩いている”世一だった
世一
世一は男と楽しそうに話している
俺は腕を組んでいた女の手を振り解き、
セフレ女
世一と男の間に割って入った
男
カイザー
世一を見ると酷く動揺していた
世一
男
そんな中も男はどんどん口を開く
男
男
そこまでくると世一は酷く青ざめていた
カイザー
俺が男に一言浴びせると、世一は俺の腕を掴んで走り出した
カイザー
男
世一は俺を路地裏に連れ込んだ
さっきと同様に顔が青ざめている
息もすごく荒れていた
世一
カイザー
世一
カイザー
世一
カイザー
世一
カイザー
カイザー
世一
声が漏れる
俺は世一が好きなのがバレたくなくて、
カイザー
カイザー
カイザー
カイザー
カイザー
世一
世一
カイザー
世一
カイザー
カイザー
カイザー
カイザー
カイザー
俺は思ってもいないお得意の虚言をした
これがどうやら世一には効きすぎたらしい
世一
カイザー
カイザー
カイザー
世一
カイザー
世一
世一
これで俺と世一はセフレになった
今思うと俺は何がしたかったのか
カイザー
どう足掻いても時は戻らない
それに俺は世一とヤることで、満たされているのは変わりがなかった
もう俺と世一が結ばれることはないのだろう
俺は息抜きにネスに会おうとスマホを開いた
1話終わりです
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