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俺、陸谷 剛人(ﾘｸﾀﾆ ﾀｶﾄ)は 母さんに言われて 叔父さんの店に来ていた
駅から少し離れて 閑静な住宅街の中に店はあった
店の屋根にはデカデカと 看板が乗っていた
陸谷 剛人
TELLER？
TELLERとはなんなのか 少し気になりながら扉を開けた
カランカラン
軽い鈴の音と共に 叔父さんの声が聞こえた
叔父さん
剛人くん
叔父さん
久しぶりだね
陸谷 剛人
久しぶり
叔父さん
姉さんから聞いたよ
叔父さん
何かここに来るように言われたらしいね
陸谷 剛人
うん
叔父さん
別に用事はないんだけどなぁ
叔父さんは何か考え込んでいた
俺はどうしても気になっていた事を 口に出した
陸谷 剛人
ねぇ
陸谷 剛人
TELLERって何？
叔父さん
ん？ああ看板のやつ？
叔父さん
英語で『語り手、読み手』という意味だよ
陸谷 剛人
なんで店の名前にしたの？
叔父さん
実は僕、チャット小説アプリで作品を出しているんだ
陸谷 剛人
じゃあ作家なの！
叔父さん
まぁ作家なのかもね
陸谷 剛人
凄いや
叔父さん
全然だよ
叔父さん
それでね
叔父さん
物語を書くことが好きだからTELLERって名前にしたんだ
陸谷 剛人
物語の語り手か…
陸谷 剛人
俺もしてみたいな
叔父さん
興味あるのかい？
陸谷 剛人
少しだけ
叔父さん
それなら僕の使っているアプリについて教えてあげるよ
叔父さん
どうせ明日は休みなんだろ？
陸谷 剛人
うん
陸谷 剛人
よろしくお願いします
叔父さん
こちらこそよろしくお願いします
叔父さんはそう言って 俺にホットココアを差し出した
俺と叔父さんの 長い夜が始まった
この物語の見方
本編 ↓ まとめ(剛人のメモ) の順に書いてあります
サムネ
最後に
これから様々な内容が出てきますが もし私の捉え方の問題点や アドバイスがあれば
是非コメントにて教えてください
よろしくお願いします
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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