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◯青水 ◯水さん病気パロ ◯水さん主人公
START
ピッピッ
ピッピッピッ
一定のリズムを刻む音
ここで、この人達の手によって
僕の生死が決まる。
6月21日(土)
突然だけど僕は、生まれた時から病気を持っている。
看護師
H.
そんな僕の病気は今まで見たことのないものらしく、「治療法がない」と言われ続けて来た。
看護師
H.
医師
H.
H.
そんな僕は今日
医師
医師
H.
医師
H.
H.
医師
医師
H.
医師
H.
H.
余命1年半と医師に告げられた。
突然の余命宣告に冷静で居られるはずもなくて、僕はただ戸惑ってた。
今まで、覚悟はしながら生きてきたけど改めて言われるとちょっと複雑な気持ちだった。
なんでもっとはやく言わないんだろうっていう疑問と、あと1年半しか生きれないっていう悲しさがごっちゃになってた。
現在進行形でこの病気の治療法を見つけてくれているらしいけど、まだ成功するかどうかも分からないんだって。
成功するかもしれないし、成功したとしても後遺症が残る可能性だってあるし。 成功する確率が0に近い手術を選ぶか、大人しく死ぬのを待つのか。 これこそ究極の二択だなぁって思う。
H.
H.
<あれ、ほとけっち?
H.
帰り道を歩いてると、りうちゃんに会った。
L.
H.
りうちゃんは僕の友達。って言っても同じ会社の人なんだけどね、笑 りうちゃんとは仲良しなの。
L.
H.
H.
L.
病気のことは言ってない。
L.
L.
H.
H.
H.
そういえば、今日は梅雨とは思えないほどに暑かったな。