山川 澪旺
もう少しだけ待ってほしい
その一言で伝わった───
好きなのはお互いなんだ///
片瀬 萌愛
うん…///
キスも前にされた時より優しかった───
山川 澪旺
また明日!
片瀬 萌愛
澪旺
山川 澪旺
んあ?
片瀬 萌愛
待ってるね!
山川 澪旺
おう
「待ってほしい」
今抱えてる仕事が落ち着くまで待ってほしいってことだよね?────
私は勝手に解釈した
澪旺の前では冷静を保っていたが 自分の部屋に入るなり───
片瀬 萌愛
やったぁ!!
片瀬 萌愛
どうしよどうしよ!
片瀬 萌愛
( 付き合えるってことだよね?///
片瀬 萌愛
( あんなイケメンと付き合えるとか私命日かな?
片瀬 翔空
うるせぇよ!
片瀬 萌愛
お兄ちゃん!いたの?
片瀬 翔空
お前が帰って来る前からいたわ
片瀬 翔空
やったぁ!てなんかあったか?
片瀬 萌愛
なんでもない(ニヤ
片瀬 翔空
何ニヤついてんだよ
片瀬 萌愛
もう!出てってよ
片瀬 翔空
はいはい!
- 翌朝 -
いつも通りの時間にバス停でバスを待っていると───
山川 澪旺
はよ…Zzz
眠そうな澪旺の姿が───
片瀬 萌愛
おはよう///
普段はバイクで登校の為バスには乗らない澪旺───
片瀬 萌愛
今日バイクじゃないの?
山川 澪旺
これからは萌愛とバスで行く
片瀬 萌愛
え///
山川 澪旺
だめ?
ダメなわけない!
むしろ好きな人と一緒に学校に行けるのは嬉しすぎる!!
片瀬 萌愛
一緒に行きたい///
山川 澪旺
良かった…
山川 澪旺
断られたらどうしようかと思った
片瀬 萌愛
断るわけないよ!
山川 澪旺
好きな奴俺だったりして笑
片瀬 萌愛
…///
片瀬 萌愛
どうだろうね?笑
山川 澪旺
俺は好きだよ?
ズキューン///
待って!それはずるい///
私絶対顔赤くなってる///
片瀬 萌愛
寝ぼけてるの?///
山川 澪旺
寝惚けてねぇよ!
山川 澪旺
昨日のキスだってちゃんと覚えてるし
片瀬 萌愛
……///
山川 澪旺
なあ萌愛
片瀬 萌愛
んう?
山川 澪旺
俺はお前が好き
片瀬 萌愛
う、うん///
山川 澪旺
萌愛の好きな人が俺じゃないなら
山川 澪旺
やっぱりもうキスとかしない方がいいと思って……
好きだよ…
山川 澪旺
好きな人が別にいるなら絶対避けろ
山川 澪旺
避けろって言ったのに
片瀬 萌愛
避けないよ?
山川 澪旺
なんで?
片瀬 萌愛
私が好きなのは澪旺だから///
山川 澪旺
フッ───
片瀬 萌愛
はず…///
まだ付き合った訳ではない───
けど、両想いになれただけで幸せ
これからあんな恐怖が待ち構えているなんて知る由もなく───
山川 澪旺
じゃあまた帰りな
片瀬 萌愛
うん!
帰りも一緒に帰れるんだ///
山川 澪旺
目移りすんなよ?
片瀬 萌愛
しないよ?///
澪旺は自分の教室に向かった
私が教室に入ると視線が溢れていた