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幼なじみそれぞれの恋

第1話 - 幼なじみそれぞれの恋

2021年05月23日

#青春恋愛

#恋

#幼なじみ

#胸きゅん

どこかの誰か？

私は杏珠中学三年生私には3人の幼なじみがいる。波花（なみか），龍音（りゅうと），裕之助（ゆうのすけ）

波花

杏珠、おはよ〜

杏珠

あ、波花おはよ〜

龍音

お、2人ともはよ〜

杏珠

あ、りゅーおは〜

波花

おはよ〜りゅー

龍音

あれ、裕之助は？

波花

あ、ほんとだ。いつもだったら来てる時間なのにね。

杏珠

うーん、どうしたんだろう

龍音

あいつ休みとか？！

波花

えぇ、ないない笑どうせまた遅刻でしょ笑

杏珠

そ、そうだね笑

キーンコーンカーンコーン

波花

あ、チャイムなっちゃった！あーんず！また後でね！りゅーも！

杏珠

う、うん！後で！

龍音

おう！あとで！

ホームルーム

先生

えぇ、今日は裕之助は休みだ。
風邪だそうだ。最近寒いからなぁ、みんなも気をつけるように。

クラス中

えぇ、あの裕之助が？
珍しー、あいつ休むの滅多にないのになぁ。なんかあったのかなぁ。

杏珠

（確かに、裕之助はいつも元気で休むってイメージ全くなかったのに。今日は休みだ。どうしたんだろう。）

1時間目の前

波花

ねね！裕之助休みだって！
珍しーよねぇ裕之助が休みだなんて！

杏珠

そーだね、何かあったのかなぁ

龍音

あぁ、心配だなぁ

龍音

あ！そうだ！今日3人でお見舞い行こう！.....って言いたかったんだけど、そうだぁ、バイトだぁ。ごめん！

波花

私もごめん！今日はピアノが入ってて.....

杏珠

私は行けるよ！何も無いし！

龍音

じゃー、頼んでもいいか？

波花

お願いしてもいいかな？

杏珠

うん！任せて！

波花

ありがとう杏珠！大好き！

龍音

サンキュ！助かる！

杏珠

うん！放課後行ってくる！

杏珠

裕之助の家久々に来たなぁ。よく遊ばせてもらってたけど中学生になって初だなぁ。

ピーンポーン

裕之助（母）

あら、杏珠ちゃん！
もしかしてお見舞いに来てくれたの？
ごめんねぇ、わざわざ〜どうぞはいって！

杏珠

あ、はい！お邪魔します。

トントントン

裕之助（母）

裕之助〜
杏珠ちゃんが来てくれたわよ〜

裕之助（母）

ごめんねぇ、寝てる見たいね笑
ちょっと顔だけでもみてってやって！
ちょっとこれから私出かけないとだからごめんねぇ。ちょっと出てくるわねぇ。

杏珠

あぁはい！大丈夫です！行ってらっしゃい！

裕之助（母）

はぁい、行ってくるわねぇ

ガチャン

杏珠

失礼します（小声）

裕之助

ん、だれ。杏、珠？

杏珠

あぁ、ごめんね、起こしちゃった？
お見舞いに来たの、これ明日の予定、置いとくね。

裕之助

杏、珠、ちょっと、来て？

杏珠

裕之助どうしたの？

ギュッ

杏珠

私、今抱きしめられてる?!

裕之助

杏珠どこにもいかないで.....

杏珠

ど、どこにもいかないけど！
は、なして？

裕之助

やだ、離したらどっか行っちゃうでしょ？

杏珠

うぅ、否定は出来ないけど、、

裕之助

じゃあだーめ

杏珠

裕之助どうしちゃったの？熱上がってきたんじゃない？体温計は？

裕之助

机の上。

杏珠

あぁ、これね。よいしょっと、ちょっと計ってみて？

裕之助

うん.....

ぴぴぴぴっぴぴぴぴっ

杏珠

えと、何度だぁ。

杏珠

さ、39度8?!ちょ、寝てなよ！起き上がっちゃダメだよ！離れて、ベッドにころんで？

裕之助

えぇ、やだぁ

杏珠

こればっかはダメだよ？さぁ、寝て？

裕之助

うぅん、わかった。

杏珠

うん、いい子

杏珠

あ、そういえば、今日3人で来るはずだったんだけど.....って寝てる笑
だるいし、眠たくなっちゃうよね。
おやすみ、裕之助

1時間後

裕之助

ん、寝てたのか、ってん？！
杏珠！？

杏珠

あぁ、裕之助起きた？大丈夫？

裕之助

お、俺は大丈夫だけどなんでいるんだ？

杏珠

あ、覚えてないか、そりゃ無理もないね、だって熱高かったし。

裕之助

え、俺、杏珠になんかしちゃったりとかしてない？！

杏珠

いや、そ、その、は、ハグはされた。笑寝ぼけてて覚えてないと思うんだけど .....笑

裕之助

ご、ごめん！
ほんと俺記憶なくて、ほんとごめん！

杏珠

全然大丈夫だよ笑
そんなことより、熱もう1回測ってみて？

ぴぴぴぴっぴぴぴぴっ

杏珠

37度8かぁ。さっきよりは下がったね

裕之助

まじ？まだそんなあんの？明日学校行けると思ったんだけどなぁ。笑

杏珠

何言ってんの！熱下がるまでは行けないよ！そんなに早く来たいなら熱下げてよ！

杏珠

私ずっと待ってるのに.....((ﾎﾞｿｯ…

裕之助

え？

杏珠

い、いや何も！とりあえずちょっと元気そうだったし帰ろうかな。笑

裕之助

これのどこが元気に見えんだよ笑

杏珠

ま、まぁ大丈夫でしょ！買ってきたものここ置いとくから！また食べるも、捨てるも好きにしな！

裕之助

お、おう、捨てはしねーよ笑

杏珠

うん笑

裕之助

来てくれてありがとな。助かったよ。

杏珠

全然！早く元気になってね。

裕之助

おう！待っとけ！

杏珠

ただいまぁ。

杏珠（母）

あら、おかえり杏珠。遅かったわね。

杏珠

うん、ちょっと裕之助のお見舞い行ってて。遅くなっちゃった。

杏珠（母）

あら、裕之助君が休み？珍しいわね。

杏珠

そうなんだよねぇ、珍しい。
本当は3人で行くつもりだったんだけどね？2人とも行けなくなっちゃって。

杏珠（母）

3人って波花ちゃんと龍音くん？

杏珠

うん、そう。

杏珠（母）

そう、ご飯できてるわよ！

杏珠

ありがと！たべる！

翌朝

杏珠

うぅ、頭痛い。移っちゃったのかな.....

杏珠

熱測ろうかな

ぴぴぴぴっぴぴぴぴっ

杏珠

さ、39度6？！

杏珠

高いなぁ、今日は移しても行けないし、波花に電話しよう。

杏珠

不在着信

波花

あ、杏珠からだ。どうしたんだろ。

波花

通話
02:30

波花

えぇ、今度は杏珠が熱かぁ。
大丈夫かなぁ。

波花

はぁ、杏珠がいないとテンション下がるなぁ。

龍音

よ！波花。なんかあったのか？

波花

あ、それがね、今日杏珠休みなの。
熱出してるみたいで。

龍音

えぇ、まじかよ

裕之助

2人ともはよ！どうした？暗い顔して。

龍音

お、裕之助！はよ！

波花

裕之助.....おはよ。

スタスタ

龍音

あいつ今日杏珠が休みだからテンション低いんだよ。

裕之助

え？！杏珠が休み？聞いてない！

龍音

あぁ、熱出したんだってよ。
辛そうだなぁ。

裕之助

お、俺が移しちゃったのかも。。

龍音

はぁ？！
お前杏珠に何した？

裕之助

いや、それが俺も思えてねぇんだけど俺、杏珠に抱きついたらしくて。多分その時の距離感な気がする。

龍音

お、おま、お前何やってんだよ！

裕之助

俺も思えてねぇんだって。

裕之助

ま、とりあえず。今日放課後杏珠の家行くわ。

龍音

あぁ、今日は俺もバイトないから一緒に行こうぜ。波花もな。

裕之助

おう、

龍音

かくかくしかじかで.........

波花

はぁ？！裕之助ェ！

裕之助

ごめんってだから、俺も思えてねぇんだって。

波花

もう、抱きつく前に口で言いなさいよ！好きだって！！！

龍音

声大きすぎ笑

裕之助

お前、ば、ばかっ！
周りに気づかれたらどうすんだよ！

波花

べっつにぃーいいんじゃん

龍音

相当怒ってるぞ((ｺｿｯ

裕之助

あ、あぁ、気をつけるよ。((ｺｿｯ

波花

杏珠ぅぅぅ

龍音

そんなに嘆くなって笑

頭ポンポン

波花

っ...//や、やめてよっ！

龍音

悪い悪い笑でもお前がいつまでも嘆いてるからだろ？

裕之助

おまえらイチャつくなって笑

波花，裕之助

それはお前も一緒だろー！

裕之助

おぉ、ハモンなって笑

放課後

裕之助

ここだったよな?

龍音

久しぶりすぎて覚えてねぇ笑

波花

もぅ、2人ともしっかりしてよ！ここだよ！杏珠の家は！

龍音

わりぃ

裕之助

よし、行くか

裕之助

よし、押すぞ？

ピーンポーン

杏珠（母）

はぁい

杏珠（母）

あら！裕之助君じゃない！
波花ちゃんと龍音くんも！

波花

こんにちは！杏珠は大丈夫ですか？

龍音

こんにちは！杏珠は？

杏珠（母）

杏珠ねぇ、少し熱が上がっちゃって

波花

上がっちゃってもよろしいですか？

龍音

俺らも

杏珠（母）

大丈夫よ！ありがとう

杏珠

すー.....ー.....すぅ

杏珠（母）

ごめんね、寝ちゃってるみたい
（小声）

波花

あのここにしばらく居ても大丈夫ですか？

杏珠（母）

私今から少し用事があってこの子を1人にするの少し不安だったから！そうしてくれる方がが助かるわ！

波花

はい！任せてください！

杏珠（母）

じゃあお願いね！またね、波花ちゃん、龍音くん、裕之助くん！（小声）

バタン

杏珠

すぅ....ー.....

波花

杏珠.....

龍音

波花、大丈夫だよ。杏珠は絶対すぐ治るって。昔からそうだろ？

波花

杏珠、、早く元気になってね.....ｸﾞｽ...

龍音

おい、泣くなよ（笑）

裕之助

っ.....

杏珠

ん...な、なみか...？

波花

あ、あんず？！大丈夫なの？？

杏珠

んー.....頭痛い

波花

あっ、ごめん。声大きすぎた.....

杏珠

大丈夫だよ、.....ちょっと頭が痛いだけ..

龍音

大丈夫なのか？杏珠。

波花

まだころんでな？

杏珠

う、うん.....

龍音

ほら、裕之助？

裕之助

杏珠.....ごめん。

杏珠

え、何が？謝ることあった？

裕之助

いや俺のせいで熱出したんじゃないかなって.....

杏珠

え、いやいや！裕之助のせいじゃないよ！自分が体弱いだけだし！気にしないで？ね！？

裕之助

うん、ほんとごめんな。なんかあったら言ってくれよ？

杏珠

うん！ありがとう！

杏珠のお母さん帰宅

杏珠（母）

ただいまぁ

杏珠

あ、おかえり！

杏珠（母）

杏珠体調は大丈夫なの？

杏珠

うん！大丈夫！裕之助たちが色々してくれて.....笑

杏珠（母）

そう！なら良かったけど無理はしないようにね？

杏珠

はぁい

翌々日

杏珠

っあぁ〜。やっと熱下がったぁ
だるさもなくなったし、良かったぁ

杏珠（母）

杏珠〜？ご飯できてるわよ！

杏珠

うん！わぁ、ハンバーグだ！

杏珠（母）

ほら、前ハンバーグしたけど杏珠熱で食べれなかったでしょ？だから、治ったお見舞いよ！

杏珠

ありがとう！いただきます！

食べ終わり

杏珠

じゃあ行ってきまぁす！

杏珠（母）

行ってらっしゃい！

杏珠

おはよう

波花

あ！杏珠〜（泣）

龍音

杏珠！よっ

裕之助

おはよう杏珠

杏珠

おはようみんな！

波花

もう熱は大丈夫なの〜？（泣）

杏珠

うん！熱も下がって元気いっぱいだよ！

裕之助

杏珠.....ほんとごめんな。

杏珠

裕之助？顔上げて？私、裕之助が心配してくれてるのはすごく嬉しいよ？けど、これは裕之助のせいじゃなかったんだからさ！元気だしてよ！

龍音

そうだぞ、裕之助！
いつまでもクヨクヨしてんな！男だろ！

波花

そーだよ！せっかく許してくれてるのに！

裕之助

そ、そーだな。ありがとう杏珠

杏珠

それに.....

ギュッ

波花，裕之助

？！？！

裕之助

あ、杏珠？

杏珠

私、裕之助が心配してくれてほんとに嬉しかった。私ね、裕之助のことがずっと前から好きだった。中学生、いや、小学生の頃から。

杏珠

じゃあ改めて言うね。

杏珠

裕之助のことが好き――

裕之助

ちょっと待って。俺から言わせて？

裕之助

杏珠のことが好きです。小学生の頃からずっとずっと。もし良かったら俺と付き合ってください。

クラス中

きゃー！なになに裕之助告白してる？！相手は〜？！

クラス中

杏珠ちゃんじゃん！2人ともお似合い！！返事はどっち？！

杏珠

は、はい///
私でよければお願いします！

裕之助

杏珠.....

チュッ

裕之助はにこっと優しく笑ってキスをしてくれた。

杏珠

ちょ、恥ずかしいよ.....///

クラス中

きゃー！キスキス！！キスしたぁ！2人ともお幸せにね！！

波花

杏珠！おめでとう！！
裕之助も！お幸せにね！！

杏珠

ありがとう！波花！

裕之助

あ、そーいえば。龍音いいのか？言わなくて笑笑

龍音

ちょお前黙ってろよ。これからするんだっつーの.....))ﾎﾞｿｯ

波花

え！龍音も誰かに告白するの？！

龍音

もうっ、こんな状況で言うはずじゃなかったのに。

波花

え？それはどうゆう――

ギュッ

龍音

こーゆーこと笑

波花

え、ちょなになに！

クラス中

きゃー！こっちでもできちゃってるじゃーん！おめでとう！！

波花

えぇ？！私まだなんとも。笑

龍音

俺は波花のことが好きだよ。波花は俺のこと好き？

波花

わ、わたしもっ龍音のことが好きです。

龍音

俺と付き合ってくれますか？

波花

は、はい！

杏珠

おめでとう！波花！

裕之助

あぁ、おめでとう！龍音。

波花

ありがとう！杏珠！

龍音

さんきゅー！裕之助！

こうして私たちは学年で1代目と2代目のカップルになるのでした！

あれから3週間。俺は毎日幸せだ。

杏珠

ゆう〜構って？

裕之助

おぉ、珍しく甘えん坊モードか？笑

杏珠

だって、構ってくれないと寂しいもん。

裕之助

しょーがないなぁ笑
おいで？

杏珠

っ！うん！

ギュッ

杏珠

ゆうの匂い好き。落ち着く。

裕之助

そうかなぁ笑ありがとう笑

杏珠

ゆう、.....

裕之助

どうした？体調悪い？

杏珠

これからもずっと私と一緒にいてね？

裕之助

なんだ、笑そんなことか笑

杏珠

そんなことって.....不安なんだもん。

裕之助

俺は、いつまでも杏珠と一緒にいるよ。安心しな？

杏珠

うん！ずっとずっーと一緒だよ！

俺たちは今日も平和です。

END

あれから3週間。俺は毎日幸せだ。

波花

あぁ！それ私のポテト！

龍音

いいじゃんかぁ笑

波花

だめだよ！私のポテトだったのにぃ.....

龍音

ほらぁ拗ねんなって。これあげる笑

ポテトを口に入れてあげる

波花

もうっ！許す！笑

龍音

さんきゅー笑

波花

ねぇねぇ！この後どこ行くの？

龍音

あぁ、いやぁ。迷ってんだよなぁ笑

と言いつつも俺はもう考えてある。それは、俺の家だ。

龍音

じゃ、じゃーあ、俺ん家来たことないし来る？

そう。まだ幼なじみだけど1回も誰一人家に入れたことは無かった。だから波花が1人目ってこと。

波花

えぇ！いいの！？

龍音

うん！

波花

行きたい！！

龍音

あぁ行こう！笑

龍音

何されても怒るなよ？笑

この後はめちゃくちゃ楽しかった。何をしたかは俺たちだけの秘密です。

END

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