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na
都立虹桃中学校
私と彼が通っていた学校
ここの道を通る度思い出す
『また、あの頃に戻りたいな』
中学三年生
私にとって初めての彼氏が出来た
かっこよくて
みんなから人気だった
jp
na
na
多分…元々仲はいい方だと思っていた
新学期に隣の席になって
初めて話した人は貴方だった
手を繋ぐのも
ハグも
唇を合わせるのも
私にとっての初めては
全て貴方に捧げた
本当に大好きだったから
これからもずっと一緒だと思ってた
でも
貴方は私のこと、
大して好きじゃなかったんですね
中学校生活の幕を閉じる日
卒業式の日
貴方はみんなと一緒に
終わりを迎えなかった
na
そんな思いを胸に抱えたまま
すぐに貴方の家に向かった
手にはスマホを持って
卒業式のことを貴方に伝えたかった
そして気持ちだけでも
貴方と卒業したかった
貴方の住むマンションに来て インターホンを押す
貴方の顔を見たかった
『来てくれてありがとう』
って言われたかった
そしてインターホンに手が触れる
そして音が鳴る
そのインターホンから
返答がくることはなかった
卒業したあとも
何度もあなたの家に行って
インターホンを押した
そして私が何度も来るから
近所の人が
私に
近隣住民
近隣住民
とわざわざ伝えに来てくれた
私はそのことが信じられなかった
卒業するほんの前まで
一緒に笑い合っていたのに
『裏切られた?』
嫌な言葉が脳裏に過ぎる
電気をつけないまま布団に飛び込んで
何度も泣いた
jpさんに限ってそんなことない
ただ家を空けてるだけ
そのことを願って
本当になることを願って
毎晩涙を流してた
でも
貴方から連絡がくることはなかった
na
na
na
na
「…naさん…?」
聞き覚えのある声が聞こえる
後ろを振り返ると
jp
na
jp
駆け寄ろうと足を動かす瞬間
今までのことが脳に流れる
na
na
na
動揺してる中
精一杯声を出す
jp
…言えないんですか
…ならいいです
私はもうjpさんとは何の関係もないです
こんな突っかかってても
時間の…無駄です、し…
na
na
後ろを向いた瞬間
手首を掴まれる
jp
…今更なんなんですか、
…私は本気だったのに
貴方は…jpさんは私のこと
なんとも思ってなかったくせに、!
私の初恋、奪ったくせに…
jp
jp
jp
na
jpさんの口から
予想外の言葉が出てきて
喉が詰まる
jp
jp
jp
na
na
jp
jp
jp
na
ぇ…、?
好きな人、?
…そっか、
私…jpさんと付き合ってたんだ、
愛し合ってたんだ
jp
na
jp
jp
jp
jp
大好き"だった"人
裏切ったと"思ってた"人
…今は?
na
na
na
na
一度は遠くに行っちゃったけど
また次会えた時に近くになれた
これほど嬉しいことなんてないと思う
これからは
離れ離れになった分まで
私のことを愛してくださいね、!