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学校に着き教室へ向かうと 廊下にクラス表が貼ってあった
紬
思わずはしゃいでしまう紬
楓
紬
紬
紬
紬はクラス名簿をじっくりと見る
クラス名簿には ''山下紬''と''吉原楓''の文字が 綺麗に並んでいた
紬
楓
紬
楓
紬
紬
楓
紬
楓
キーンコーンカーンコーン
廊下で溜まっていた生徒達が 足早に教室に向かい始めた
紬
そう言うと紬は 楓の腕を掴んで歩き始めた
楓
楓は紬に引っ張られながら 1年2組の教室へと向かった
教室に着くと既に多くの生徒がいた
教室に入るなり黒板に目をやると 席表が貼ってあった
紬
楓
紬
楓
紬
楓
楓は手を口元に当てて くすくす笑っている
紬
楓
紬
楓
紬
拗ねた口調で話す紬
そんな紬の顔は 楓が話した通りの顔になっていた
楓
紬
楓
楓
紬
こう呟きながら 紬は楓に言われるがまま席に着いた
2人の席は窓側で前後 (紬が前で、楓が後ろ)
楓
楓がこう呟くと 紬は振り向いた
紬
紬
楓
紬
楓
楓がそう言うと 紬は何かを思い出したかのように 話し始めた
紬
紬
紬
昨日の出来事を嬉しそうに話す紬
口角が上がりとても幸せそうだ
紬
紬が楓の方に目を向けると 楓はつまらなさそうな顔をして そっぽを向いていた
紬
楓
紬
楓
楓
楓
紬
紬
紬
楓
紬
紬
紬
料理上手な椛とケーキを作れるのが 楽しみで仕方ない紬 思わず笑みがこぼれる
楓
紬
楓
紬
楓
紬
楓
紬
楓
こんな会話をしている間に 入学式の時間が少しづつ迫っている
そんなことも知らない 2人は夢中になって話し続けていた
いよいよ入学式が始まった
学校長が話をしている中 席が横のふたりは小声で話していた
紬
楓
紬
楓
紬
紬が悔しそうに呟くと 楓が肩を震わせて小さく笑っている
紬
楓
紬
楓
紬
楓
紬
楓
紬
紬は拗ねたようにぷいと 前の方へ顔を向ける
楓も紬の様子を見ながら微笑み 顔を前へ向けた
少し時間が経ち学校長の話が終わり 在校生代表が話を始めた
皆が拍手をしている中 楓の肩に重いものがのしかかる
驚いた楓が横を見ると 紬が寄りかかっていた
楓
楓
紬は眠りが深いのか 全く起きる気配がなかった
寝息をたてて気持ちよさそうに寝ている
楓
楓は呆れていたが 寝ている紬をそのままにし 在校生代表の話に耳を傾けるのだった