彩猫
彩猫
彩猫
彩猫
彩猫
黄
黄
そう言い 僕はベットから 立ち上がった
カバンを取り、 教科書を次々と入れていく
ついでに 机の上に 置いてある小説と スマホを入れた
黄
いつも着る 制服に着替え 僕は下に降りた
階段を降りると キッチンで朝ご飯を作る 兄がいた
黄
と、言うと 振り返り にっこり笑いながら
紫
と言う兄
すると 次々とお皿を運び
紫
と言う
黄
だなんて言うと
紫
と、にっこり笑って言う兄
紫
紫
と食べ出す兄
お米と味噌汁と ウィンナーと目玉焼き ごく普通の朝ご飯
だけども、とても美味しい
両親が事故死した あの日から 僕の面倒を見てくれている 優しい兄
黄
そう言うと
紫
と不思議そうに 見てきた
黄
なんて言うと
紫
"大事な弟"と言う言葉に 喜びを感じた
黄
紫
紫
と聞いてくるから 僕はいつものように
黄
と笑って返す
紫
嬉しそうに笑う兄
紫
と聞く兄にこう返す
黄
そう言うと
紫
黄
タタタと音を鳴らしながら 階段を上がる
部屋に着いた 僕はカバンと ギターが入っている ギターケースを背負う
そして部屋を出る
外に出ると 車の前で兄と 近くに住む青ちゃんが居た
青ちゃんは かっこいいくて優しくて とてもモテる
青
黄
そう返すと にっこり笑う青ちゃん その隣で僕の兄が
紫
と言う
車に乗ると
紫
と言う兄に対して
青
黄
と返す
紫
その言葉を合図に 兄がアクセルを踏み 車が動き出す
僕はカバンを開き スマホとイヤホンと 小説を取った
スマホにイヤホンを刺し 好きな歌を流す
そして 押し花のしおりが挟んである ページを開く
紫
青
大音量で聞いているから 兄や青ちゃん、 車の音なんて聞こえない
静かに小説を読み始める そしてページをめくる
歌うのが好きな僕は、 知ってる歌が流れると すぐ歌い出す
でも今は違った
小説を読んでいるからだろう
小説の世界に入り込んでいるから 歌う事などなかった
普段小説や本 を好まず読まない 僕は
直ぐに飽きて読むのをやめ 歌うだろうと思っていた
だから不思議な感じがした
そんな事を考えながら 黙々と読み進める
だけど 1度手を止め 外の景色を見た
6月と言うには 夏のように暑い
そして 今日は風が強い
木々の枝が揺れ動き カサカサ と鳴っていそうな 景色が辺り一面あった
兄と青ちゃんは 楽しそうに話していた
そんな事を確認した僕は 再び本へ目を移した
紫
黄
急に兄が肩を叩いてきて ビクっとなる
僕は片耳のイヤホンを外した
黄
紫
どうやら僕は 本気夢中になっていたらしく 気づいたら 学校に着いていたらしい
黄
紫
黄
なんて会話をしながら 僕は車を降りた
青
青
青ちゃんが僕を急かす
黄
なんて適当に受け流しながら 青ちゃんの傍に駆け寄った
これが僕の1日
彩猫
彩猫
彩猫
彩猫
彩猫
彩猫
コメント
20件
物語でファンになりました
神様だ、