その時俺は見た
体育館に咲く一輪の花。
一定のリズムで
ボールをあげる姿は
きっと誰もが見とれてしまう だろう
彼女は俺に気づくと
「あっ」と声を漏らし
その場から消え去った
及川 徹
変な子…
ただ、
その日、入学式以来
彼女を見ていない
日々、彼女に会えないかな
と、
思い馳せていた
及川 徹
なんだろ…この気持ち
気づいてしまった
これは
一目惚れだ
及川 徹
…///
でも、
結局、彼女は
2年生になっても
見つからなかった
そして、3年生の春
ついに見つけた
1年生の時と同じように
ボールをあげる姿
見つけた瞬間、 声をあげてしまった
及川 徹
やっと見つけた…
?
へっ…?
及川 徹
俺の運命の人…







