最近の氷霧

　ｶﾌﾟｯ♡ﾁｭｯ♡ｼﾞｭﾙﾙﾙｸﾞﾁｭ♡

最近何故かワーカホリックな俺は 今日も今日とてターゲットに抱かれ 明日はセフレ3人と4Pする予定

恋人である氷雪さんと会うのは 多分来週になるだろう

正直分からない

セックスは好きだ

気持ちいいだけじゃなくて面白い 相手の性癖や好みのプレイ 全てを資料として興奮させる "ゲーム"ともとれる

まあ、そんなひねくれた考え以前に 人と触れ合うというのは 悪い気分ではない

風俗に行くのも割と好きだ

別に相手に困っているわけではないが それでも"金を払って行為をする" ということ自体に興奮するから

ボフッ

今はいない家主のことを思いつつ 疲れ切った体をソファに埋める

ふとテーブルに目をやると いつもなら几帳面な誰かさんに 綺麗さっぱり片付けられ 一つもものが置かれていないはずの 卓上に紙が置かれていた

手にとって内容を見てみると ああ、なるほどと思う

それにしたってテーブルに 置きっぱなしは珍しいなと思いながら ポップ体の文字に ざっと目を通していると あるメモを見つけ違和感を覚えた

少しだけ胸がざわめく

手にあるパンフレットを テーブルの上に戻し 胸のざわめきから逃げるように 風呂場へ向かった

沸かされてから 既に数時間経った風呂の水は 温かくもなく冷たくもない微妙な温度で 俺の体を迎えた

自分の発した声が風呂場の壁で反響して 鼓膜をふるわせる

ああ、今1人なんだな と実感させられた

別にどもる必要はないのに… 何故こんなに重いことのように 感じるのだろうか

浮気者

俺が人生で一位二位を争うくらいに 人から言われた言葉

正直言われたところで興奮するだけだが 全く気にならないわけでもない

出来ることなら真っ当に生きたいものだ それでも無理なものは無理である

まあ、それでよくないと言うのなら 別れるだけだが

いや… むしろよくないと言ってくれた方が まだ幾分かマシなのだが

春は犯罪者が増える季節

今年の春も例に倣い 情報部や司令部の仕事が急激に増え どんなに働いても 事件が捌ききれない状況だった

本当なら最低でもあと3日間は 泊まり込みで働くつもりだったが…

ガチャン

ガシッ

カチッ

これからも 氷霧はこんな感じです（悲報）

いつかお互いに ハッキリ好きだと思える日はくるのか…

〜Continue to next time〜