テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
社長、もうすぐ到着されるそうです
朝からざわついていたフロアに、さらに緊張が走る。
電話を切った課長が、まっすぐこっちを見て言った。
なぜこんなにも慌ただしいかと言うと今日は大切な大手企業の社長が来る日、この巨大プロジェクトを失敗すると会社が倒産するレベルの大切なプロジェクトだ
姫奈
そんな慌ただしい中姫奈は自分の仕事もしっかりと終わらせ大切な社長が来る会議に控えようとしていた。 パソコンから目を離してパッと前を見ると…コピーを頼んでいたはずの幼なじみれみがメイク直しをしていた
姫奈
れみは興味が無さそうにメイク直しを続ける
れみ
姫奈の幼なじみれみは少し難アリの性格をしており自分が1番だ。 姫奈は呆れ自分がコピーをしに席を立ちコピー機の前でため息を着く
姫奈
こんな、難アリでも姫奈が頑張れる理由があった
亮
彼の名前は山崎 亮。 姫奈の彼氏だ、会社は同じだか部署が違うだが2人は仲良しで同居中だ。
姫奈
亮
姫奈
亮
姫奈
亮
姫奈
その時姫奈の携帯に通知が来る母からだ
母
姫奈
母
姫奈
そう、姫奈の母は精神病で精神病院に入院している。最近は落ち着き外出許可も増えて退院の目星が着いてきた
母
姫奈
姫奈が微笑ましく連絡をしていると課長の声が響く。
「佐々岡社長到着されるぞ!会議室へ急げ!」
姫奈もハッとして会議室へ急ぐ
会議室に着くと姫奈は1人づつに資料を配ろうとするとれみが横取りしまるで自分が用意したかのように配っていく。 他の女性社員は鏡で髪を整えたりリップを治したり佐々岡社長がイケメンだと聞いて気合いが入っている。 みな準備が整うとガチャりと扉が開き息を飲む
だが…入ってきたのは佐々岡社長ではなく佐々岡社長の秘書。山下だった 山下は特に何も言うことなくせかせかと何かをしているその時テレビがつき佐々岡社長の顔が映る
佐々岡 光臣
山下
佐々岡 光臣
オンラインでの参加と聞いて女性社員は肩を落とすれみもその中での1人だ
佐々岡 光臣
佐々岡社長の落ち着いた声で会議が始まり、そのまま何事もなく終わった。 会議が終わり秘書の山下が出ていくとみんな会議室を出ていき姫奈とれみが後片付けを任せられたが姫奈ばかりしていてれみはスマホをいじってる。
姫奈
れみ
姫奈はれみの態度を見て溜息をつき片付けをしていると秘書の忘れ物に気づくどうやら会社の大切そうなものだ
姫奈
れみ
姫奈は重大さに気づきれみに言うがれみは適当に返事する姫奈は慌てて忘れ物をつかみ秘書を追いかける
姫奈
姫奈が急いで走るとタイミングよく玄関の所へいただがその背中はひとりじゃなく2人だった… 2人とも振り向くともうひとりは佐々岡社長だった
姫奈
佐々岡 光臣
姫奈
姫奈は驚く
佐々岡 光臣
姫奈
姫奈は秘書に忘れ物を渡す秘書は目を見開く
山下
姫奈
姫奈は佐々岡には特に触れず背中を向けふと佐々岡が止める
佐々岡 光臣
姫奈
佐々岡 光臣
姫奈
佐々岡 光臣
その時声を遮るように姫奈の携帯に電話がかかってくる上司からだ
姫奈
姫奈は急いで走っていってしまう 佐々岡と山下が2人になる
山下
佐々岡 光臣
2人は車に乗りこみ少しつづ離れていくビルを見ながら小さくつぶやく
佐々岡 光臣