主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
指切りげんまん
コンコン
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ガチャン
僕の朝はいつもこうだ
〇〇が朝ごはんを 作ってくれて、 僕のことを気遣ってくれる
そして ちゃんと仕事に行く
九条
ベッドから出る気にならない
身体が重い
九条
九条
九条
意識が覚醒している間は 嫌なもんで、どうしても腹が減る
九条
食事をしたいわけではないが 空腹感を感じ続けるのは 少々苦痛ではある
その空腹感を無くすため 僕はリビングへと進む
九条
歯を磨きながら 時々薄れる意識の中で 許される限り、 ボーッとする
極力何も考えたくない
僕は考えすぎてしまうから
前に〇〇がそう言っていた
“ジョーくんは優しいし、 繊細だから何かを重んじちゃうことがあるけど、そんな時は 何も考えなきゃいいよ”って
九条
僕にとって食事は 空腹感を感じ続けるという ストレスを緩和させるための 唯一の方法というだけであって
何をするにも億劫な今の僕には 腹が満たされればそれでいい というだけのもの
九条
それでも 〇〇はちゃんとしたご飯を 僕に作ってくれている
九条
そしてそれは皮肉にも美味いと感じる
この味に幸せを感じると同時に 何にも例えようのない 劣等感などが僕を襲ってくるけど、
九条
ジャー カチャカチャ
九条
この食事を食べ終えた後は 何故だかどんな時でも 洗い物含む片付けを する気にさせられる
食事が終わる
腹が満たされたら 起きているのがしんどいので 布団に潜る
九条
九条
退屈だ
何をする気にもなれないけど 退屈というのも、孤独という名の 一種の苦痛かもしれない
僕は着替えて 外界の空気に身を晒すことにした
近所の公園で ただただ時間に身を委ねた
外に出ることが目的なだけで 特に用はない
ただ家という空間に 長時間まだぺいされてるのは 嫌だから
ホントそれだけ
九条
九条
九条
人が多いところは嫌いだ
僕のプライベートくらい 自由でいたい
九条
陽だまりになったと錯覚する程 温かい今日の天気に 意識が吸い込まれていく……
九条
薄く目を閉じただけのつもりが こんな時間に… ん?
スースースー
九条
〇〇
〇〇
九条
〇〇
つい、って
九条
〇〇
九条
〇〇
九条
〇〇
九条
なんでこんなに可愛いの? なんでそんなに優しくしてくれるの?
いつも、ずっと僕の頭の中を ぐるぐるするけど
そんなことは どうでも良くなるくらいに 今は君が愛おしい
九条
〇〇
九条
〇〇
あー、好き
〇〇
そう言いながら 先ゆく君の耳が赤いのもまた可愛くてたまらない
たぶん、 今捨てられたら生きていけない 一生涯を共にするしか術がないほど 僕は君に依存してる
あぁ、やっぱ駄目だ 考えただけで気が狂いそう
九条
〇〇
九条
〇〇
九条
〇〇
九条
〇〇
〇〇
〇〇の顔が 少し歪んだ 苦しそうに,寂しそうに
九条
九条
〇〇
〇〇
〇〇
九条
僕らは この公園で誓い合った 愛も未来も全て
〇〇
九条
〇〇
九条
〇〇
”指切りげんまん“
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
6件
再結成を信じよう!!!!!