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yaur 学パロ
窓際の一番後ろ … カーテンを開ければ ちょうど陽に当たる席 。 暑がり陽キャの仕業で 冷房がついてるこの部屋には もってこいの席だ 。 こういう席は 、休み時間でも授業中でも 寝てられる 。 なんて 幸せ … 近くで何か 陽キャが話しているが 、 俺には関係のあることなんかじゃない 。 耳を塞いで 俺の睡眠タイムを集中しよう 。
… クソが 、 俺は誰よりも罪な男なのかもしれない 。 幸せな時間に こんな陽キャが 来るなんて 。 学年一のモテ男 、 運動神経抜群 。 頭の良さは 上位に入るほどの イケメン … 腹が立つ 。 踏み潰したいぐらいだ 。
時計を見ると 、5限目が始まる1分前 。 皆 廊下や外に出て 静まっているのかと思ったら 誰も俺のことを気にせず 移動を終わらせていたみたいだ 。
こいつ喋ったこと全く無いのに 名前だったり遅刻常習犯だったり 好きな教科だったり … 噂でも流れてんのか ? 遅刻はまだしも それ以外は覚えられないだろ … 俺だってこいつの名前覚えてないし 。
時計をふと見たら 、授業開始時間から 何分も過ぎている 。知らない間にチャイムも鳴っていたみたいだ 。 初めは ガチで嫌いな奴だったけど 、 話してると 分かり合える部分があって 心地よかった 。