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顔の見えない交換日記

第4話 - グレープソーダ

117

2022年06月21日

#iris

#irxs

アミノ酸@低浮上

アミノ酸

どーも！

クエン酸

どーもー

アミノ酸

なんかね、ほんとにね、疲れたあ

アミノ酸

習い事と塾と学校で最近アニメイトとかも行けなくてねえ、、、

クエン酸

そうなんだー(棒)

クエン酸

では初めてこうっ！

アミノ酸

うう、、、つら

アミノ酸

お願いぃ、、

！お願い！・通報やめて、、、・地雷さんはUターン！・物語の流れで一部病み要素あるかもです・ご本人様には一切関係ありません！

アミノ酸

前回大人組しか出さなかったから
今回子供組メインですー

クエン酸

ではどーぞっ！

しょうくんのメイドさん

では、測らせていただきますね

しょうくん

うん。

しょうくん

…また女の子の服？

しょうくんのメイドさん

…まだ何年もありますよ、耐えてください。

しょうくん

、、、なんでこんなことしなきゃいけないんやろ。

しょうくんのメイドさん

…ご主人様が決めたので…

しょうくん

、、、

…いむくんはどっちの自分が好きなんかな。

女の子の姿の自分と男の子の姿の自分。

自分と同じくらいの丈の鏡を見る。

髪も長く、膝までの長さのスカートを履き、フリフリの服を着た自分。

まるで自分が本当の女の子に思えてくる。

しょうくん

(慣れてるなんて、やばいよな。)

跳ねた髪先を指に絡める。

しょうくん

(ほんとに、だるいわ。)

いむくん

今日はどこで話す？

しょうくん

んー…いむくんが決めてええよ？

いむくん

じゃ、めんどくさいからここでいいよね

いむくん

いふくん、今日はここでいいー

いふくん

ん、了解

しょうくん

いつもありがとな、まろ。

いふくん

ううん。全然いいよ、仕事やし。

いふくん

じゃ、失礼します。

ｶﾞﾁｬｯ

まろちゃんが言ったのを見送り、話を切り出す。

しょうくん

そういや、前僕が言った交換日記、やった？

いむくん

そーなの、その話しようと思ってて！

いむくんがノートを見せる。

いむくん

始めたら思ってたよりも早く人が集まったんだよー

しょうくん

ホントやな、もう3人も。

しょうくん

、、、

3人並んだ設定集を目に入れ、あることに気づく。

いむくん

ん？どうしたのしょうちゃん。

しょうくん

あー…なんでもないで

いむくん

なに？

しょうくん

なんでもないから。

しょうくん

(この人、悠くんの字体と似てると思ったけど…そんな偶然あるわけないよな。)

いむくん

えー？ほんとにー？

しょうくん

なんにもないっていってるやろw
だるいわww

いむくん

ごめんってばw

しょうくん

別に全然ええよw
怒ってるとかじゃないしw

いむくん

いやーホントにさ、話し相手が増えて暇つぶしに使いやすいって言うか

いむくん

やっぱりしょーちゃんは天才だね！

しょうくん

良かったなー

いむくん

特にこの[キンギョソウ]さん？
すっごく話してて楽しいんだよね

キンギョソウ、という部分を人差し指で指すいむくん。

心なしか楽しそうだ。

いむくん

なんていうんだろ、設定がまるっきり自分だから、共感の嵐みたいなw

しょうくん

えー？いむくん成績優秀でしたっけ？w

いむくん

それは、、、肯定できないけどさ

思わずくすりと笑ってしまう。

しょうくん

…この[クローバー]って人、余命一年、か。

いむくん

この日記は本当のことを書いてもいいから判定が難しいんだよねー
もし余命が本当だったらさ、[クローバー]さんも辛いだろうね。

いむくん

ほんとだったら…治って欲しいなって。

しょうくん

そか。

しょうくん

あともうひとりは…大人気の小説家、か。

しょうくん

(やっぱりこれ…設定的に悠くん？)

いむくん

なんか親も自分も結構有名な小説家自分の作品らしいよ！！

しょうくん

(…そんな偶然、ありえへんよな。)

しょうくん

すごいな、憧れるっていうか。

いむくん

だよねっ！
お話かける人って尊敬するなー、、、

ｺﾝｺﾝｯ

会話の中にドアノックの音が混じる。

いむくん

はーい？

つややかな赤髪をポニーテールに結んだ元気な雰囲気の女の人。

恐らく、服装からしてここのメイドであろう。

赤髪のメイド

失礼します。

いむくん

どーしたんですか？

赤髪のメイド

お飲み物をと思いまして。

いむくん

ん、ありがとう

しょうくん

…！

しょうくん

…ありがとう

赤髪のメイド

失礼しました。
ほとけ様もしょう様も楽しんでください。

早々に去っていくメイドさん。

ドアが閉まってから少し待つ。

しょうくん

…いむくん、飲み物交換せえへん？

いむくん

え？なんで？

しょうくん

あー…僕、あんまりコーヒー好きじゃないんよ。
いむくんのグレープソーダと僕のコーヒー交換してくれへん？

いむくん

でも僕もコーヒーあんま好きじゃないんだよねー…
このコーヒーさげてもらってグレープソーダ新しいのもらおっか。

しょうくん

そうやね。
…あのさ、先、いむくんの飲んじゃだめ？

いむくん

なんで？

しょうくん

いやさ、喉乾いちゃって。

いむくん

そっかー

そう言ってコップに入ったソーダを一気に飲み干す。

一気飲みのせいか鼻がつーんとした。

いむくん

飲みきったねww

しょうくん

の、のどがかわい、てて

ろれつが回らない。

いむくん

飲み物もう一個持って来てもらおっかw

しょうくん

あー、紅茶がいい、、

いむくん

ん、了解ー

数分後

ｶﾞﾁｬｯ

先程の赤髪のメイドとは違い、上品な雰囲気をまとった黒髪の執事が現れる。

黒髪の執事

うちの新人が失礼しました。
こちらグレープソーダと紅茶です。

いむくん

ありがとねっ！

しょうくん

ありがとうございます。

黒髪の執事

失礼します。

ｶﾞﾁｬｯ

一気飲みしたソーダが下腹部を刺激する。

しょうくん

…ちょっとお手洗い行っていい？

いむくん

あ、いいよー
外出て突き当りを右に進んでくとあるからね

しょうくん

わかっ、てる

しょうくん

うう、、、

少しよろけてしまう。

視界がぼやけ、また下腹部がズキズキと痛む。

しょうくん

(でもとりあえずあの赤髪のメイドに合わないと…)

しょうくん

(だる…)

まわりを見ると赤いポニーテールがとても目立っていた。

しょうくん

(アイツや！)

しょうくん

ねえ、そこのメイドさん。

赤髪のメイド

ふぇっ？
あっ初兎様！

しょうくん

…わかっとるから演じなくてええよ

しょうくん

ｺｿｯ)赤いずきんの一匹狼さん。

赤髪のメイド

！！！

りうら(赤髪のメイド)

な、なんでわかったの、、、？

しょうくん

さっきコーヒー置くときにりうらがいつも付けてる赤いイヤホンが見えたから。

しょうくん

普通はご主人様の前ではつけないでしょ、イヤホンとか。

りうら(赤髪のメイド)

、、、

しょうくん

だるいわ。

りうら(赤髪のメイド)

な、何がっ！

しょうくん

毒、盛ったやろ。

りうら(赤髪のメイド)

っ！

りうら(赤髪のメイド)

…うん。
死んじゃったら誘拐できなくなるから、軽めの毒を盛った。

しょうくん

危うくいむくんが飲んでたとこだったで？

りうら(赤髪のメイド)

え、しょにだが飲んだの、、、？

しょうくん

その毒とやらで今めっちゃお腹痛いんだよなー…なんか目眩もしてくるし。

りうら(赤髪のメイド)

…今日はしょにだを狙うつもりはなかったのに。

しょうくん

あー…ごめんね、作戦、崩しちゃったね？

わざとらしく舌を出し、頭をこつんと叩く。

りうらは少し機嫌を悪くし、軽く睨みつけてきた。

りうら(赤髪のメイド)

…これ。

小さなビニールに包まれた何か。

しょうくん

なに？また毒？

りうら(赤髪のメイド)

違う。解毒剤。

りうら(赤髪のメイド)

しょにだが飲んじゃったのは手違いだったから、お詫びに。

しょうくん

ん、ありがと。

流石にこれ無しでは死にはしなくとも倒れる。

ｻﾗ…

その場で口に含む。

しょうくん

じゃあね。

りうら(赤髪のメイド)

うん。またね。

しょうくん

あ、そういえば。

部屋に帰ろうとした足を止め、後ろを振り向く。

しょうくん

いむくんを傷つけたら、僕が許さないよ。

いむくん

しょうちゃん遅かったねー？

しょうくん

そ、そう？

いむくん

遅かった遅かった。
待ってる間中庭出て日記置いてきちゃったよー

しょうくん

返事が楽しみやな。

いむくん

うんっ！！

アミノ酸

はい！どうですかね

クエン酸

いやー、、、交換日記要素って案外出しにくいもんだよなー、、、

アミノ酸

そうなんだよ！！

クエン酸

うわっ食い気味(引)

アミノ酸

あーもー！
締めるから！

アミノ酸

最後に！

りうら(赤髪のメイド)

この話を読んでくれてありがとう！

いむくん

少しでも面白い思ってくれた方は！

しょうくん

♡、コメントまってるな！

ないこくん

主のゴミ絵広場や孤児院など、

いふくん

その他の作品も読んでねっ！

ゆうすけくん

また次回で会おうな！！

アミノ酸

おつアミノー！

クエン酸

おつクエンー！

全員

おついれー！！

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アミノ酸@低浮上

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