ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
織輝
ある中学校に通う中学生。月と星の光が当たると、体が変化してしまう。その性格は真反対。裏の顔。
織螺
ある中学校に通う中学2年生。表の顔。
恩李
虐められている中学生。星空が嫌いで、自分の意志では絶対に見ない。
ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
織輝
織輝
僕は、星空を見るのが好きだった。
幼少期も、今も、毎日欠かさず星空を見る。
星空の下では“裏の僕”だけど。
織輝
織螺
織輝
織螺
織輝
織螺
織螺
織輝
織螺
織螺
織輝
織螺
織螺
織輝
織輝
織螺
僕の身体を乗っ取っても良いよ。
織輝
織輝
…あれ…?
此処は…?
…あぁ。
自分の…家?
でもなんか頭がフラフラするような…
織輝
織輝
織螺
織輝
織螺
織輝
織輝
恩李
織輝
織輝
織螺
織輝
織螺
織輝
恩李
織輝
織輝
恩李
織輝
恩李
冷静に謝られた。
恩李
その子の手は震えていた。
織輝
恩李
恩李
そう言って、その子は教室を出て行った。
織螺
織輝
織螺
織輝
織螺
織輝
織輝
織螺
そう言われ、僕は口を固く結び恩李を見ていた。
_________僕が見た光景は、地獄のような物だった。
殴られ、蹴られ、やりたい放題にされていた。
…伏線を回収した。
恩李が夜空を嫌いになった理由。
それは…
彼奴等の親のせいで、両親が殺されたから。
そして、恩李も星空の下で、散々蹴られ、殴られてきたからだろう。
織輝