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堀田 奏多

やっば…人多すぎ…

堀田 奏多

(集合場所ここらへんなんだけど、人多すぎて分からない…)

女性1

ねえイケメンが1人で立ってる

女性2

声かけてみる?

女性1

やだー!あんた行きなよ

女性2

いいよw

女の子がスタスタと奏多へと近づいてくる。

堀田 奏多

(うっ…デジャブ…)

女性2

あのー、すみませ…

堀田 奏多

(やばい。どうしよ…)

その時、奏多の肩がグイッと引き寄せられた。

青木 朝陽

すみません。なんの用ですか?

堀田 奏多

朝陽…!

女性1

やばっ友達いんじゃん…早くいこ

女性2

いや、どっちもイケメンじゃん

女性2

あのーよければ2人とも…

堀田 奏多

(朝陽も誘うのか!!)

青木 朝陽

すみませんけど…

多田 梓

ゴホンッ!!!

青木 朝陽

梓!?

堀田 奏多

(救世主…!)

多田 梓

なんの用ですか???

女性2

やばっ

女性1

なんでもないです!!

2人は逃げるように走り去ってしまった。

堀田 奏多

ありがとう梓…!

多田 梓

アンタらはイケメンなんだから、ちゃんとイケメンの責任を果たしてよ

青木 朝陽

どういう責任だよ

青木 朝陽

てか、ごめんな奏多

青木 朝陽

俺が来たのに、俺までも誘われるなんて思わなくて…

堀田 奏多

いや、全然平気!

堀田 奏多

朝陽がいて心強かったし!

青木 朝陽

俺クソだせえじゃん…

多田 梓

ダサいね!!!!

堀田 奏多

直球…

多田 梓

薫は?

多田 梓

集合時間過ぎてるよね?

青木 朝陽

いつもの遅刻だろ

堀田 奏多

てか、梓浴衣なんだね

堀田 奏多

すごい可愛いし、似合ってる

多田 梓

えへへ知ってるっ!

青木 朝陽

調子いいなあ

青木 朝陽

奏多は浴衣来てこなかったの?小学生の時の…

堀田 奏多

あんなちっさいやつ誰が着れるか

堀田 奏多

朝陽だって私服じゃん

黒井 薫

おーい

多田 梓

おっ!きた!

薫は少し先から手を振りながら奏多たちの方へ走ってきた。

堀田 奏多

浴衣!?

青木 朝陽

あの薫が!?

黒井 薫

え!?!?みんな浴衣じゃないの!?

多田 梓

私いるじゃん

黒井 薫

おい梓。聞いてた話と違うぞ

青木 朝陽

え?なになに?

多田 梓

奏多と朝陽は浴衣で来るって言っただけだけど?

堀田 奏多

うわあ…

堀田 奏多

しかもなんで薫に?俺は言われなかったけど

青木 朝陽

俺もー

多田 梓

薫が浴衣…って、なんかおもろいじゃん

青木 朝陽

たしかに!!

堀田 奏多

そういうことな〜

黒井 薫

納得すんな

青木 朝陽

そういえば、花火何時から?

多田 梓

8時半からだよ

黒井 薫

まだまだ時間あんじゃん

堀田 奏多

俺くじ引きしたい

青木 朝陽

当たんねーよあれ

堀田 奏多

………

多田 梓

私りんごあめー!

黒井 薫

俺も好き

多田 梓

美味しいよね?

黒井 薫

まじうめえ

堀田 奏多

じゃ、一つ一つ回っていこう

青木 朝陽

いえーい!

堀田 奏多

…やべっ。焼きそばの箸もう一本頼むの忘れた

青木 朝陽

いいじゃん。ひとつの箸で食えば

今、奏多と朝陽は2人で過ごしていた。

行きたい屋台などで意見が分かれたので、花火が始まる前に集合と約束したのだった。

堀田 奏多

ひとつの箸!?どうやって

青木 朝陽

あーん

朝陽は口を開けた。

青木 朝陽

入れて入れて

堀田 奏多

なんで俺らがそんな恋…

青木 朝陽

…?

『恋人』みたいなこと…__。

堀田 奏多

(なんで言葉がつまるんだ…)

青木 朝陽

やらないなら、箸貸して

堀田 奏多

おい!返…っむぐっ

朝陽は奏多の口の中に焼きそばを無理やり入れた。

青木 朝陽

美味しい?

堀田 奏多

……うまい

青木 朝陽

ホント?

朝陽はパクっと焼きそばを口の中に入れた。

堀田 奏多

…!

今のって、間接キ…

ぶわっと奏多の顔が赤くなった。

青木 朝陽

…ホントだ!美味しい!

堀田 奏多

(なんで俺、こんな意識してんだよ…)

堀田 奏多

(もうあの話は終わっただろ…)

青木 朝陽

…奏多……

青木 朝陽

お願いだから、その__

堀田 奏多

…?

青木 朝陽

あーいや!

朝陽はスタッとその場に立ち上がった。

青木 朝陽

そろそろ花火始まるし、合流しようぜ

堀田 奏多

そうだな

堀田 奏多

(何が言いたかったんだよ?)

堀田 奏多

はぁ?

多田 梓

『だーかーら、人が多すぎてそっちいけないんだってー!』

スマホの中から梓の張り上げた声が聞こえる。

堀田 奏多

どうする?俺らが…

多田 梓

『あー!いや、私たちが遠回りして__』

プチッ。

堀田 奏多

…おい!

朝陽は奏多のスマホを取り上げ、通話ボタンを切っていた。

堀田 奏多

なにしてんだよ

青木 朝陽

いや、花火始まるし

堀田 奏多

だからってスマホ取り上げるか?

堀田 奏多

まだ通話中だったんだけど…

青木 朝陽

で?梓はなんて?

堀田 奏多

あー…こっち来てくれるって

青木 朝陽

ふーん。じゃあいいじゃん

朝陽は奏多にスマホを戻した。

なんだコイツ…?なんかおかしくね?

青木 朝陽

あ、…

パーンパーンパーン…

堀田 奏多

…綺麗…

そうだ…。

去年はこの花火の最中に別れ話を切り出されたんだっけな…

こうやって改めて見ると、やっぱりとても素敵だ…

堀田 奏多

……

奏多はじっと花火を見つめていたが、ふと横にいる朝陽に視線を移した。

ドキッ…

朝陽は奏多の方を向いて優しく微笑んでいた。

堀田 奏多

(なんでコイツ……)

青木 朝陽

奏多と見れて…よかった

堀田 奏多

堀田 奏多

(また…だ)

堀田 奏多

(こんなに心臓が張り裂けそうなのは…もしかして…)

奏多の右手の指に朝陽は指を絡めた。

俺、こいつのこと…

奏多はいつの間にか朝陽の手を握り返していた。

親友に告られた話。

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