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どうして、こうなった……
モブ
ねー、聞いてる？いっしょカラオケ行こっ？
○○
いや、あのだから私用事があって……
モブ
そんなのほっといちゃってさぁ〜
モブ
遊ぼうよ？ね？
○○
早く済ませないといけないことなので
モブ
あー、もう！いいや
ぱし（○○の手を強制的に掴み）
○○
っ、離して！
モブ
うるさいなぁ〜。ほら行くよ
○○
やだ、やめてっ！
二口
おいそいつはやめてって言ってんじゃねぇかよ
二口
離せよ
モブ
え、誰？w てかあんたに関係なくね？
二口
ゴチャゴチャうるっせぇよ
グッ（モブの手をひねりあげ）
モブ
いでででででで！！
モブ
わ、わかった！やめるよ
二口
そ。じゃ、どっか行ってくんね？
モブ
チッ
二口
大丈夫か？
○○
あ、はいありがとうございま……？！？！
○○
（あ"あ"あ"あ"！！！なんで！こんなところに！二口さんがぁぁぁぁぁぁ？！？！）
二口
？どした？
○○
い、いいいえ！な、なななんでもないです！
二口
……なんかめっちゃどもぅてね？
○○
どもってないです！大丈夫です！
○○
ありがとうございました！
これで失礼します！
これで失礼します！
二口
あ、おいちょっと……走んの速っっ！
○○
（はぁ、はめっちゃびっくりした……）
○○
（いきなり最推しの一人とエンカウントとか聞いてないし……）
○○
（そして相変わらずかっこいいっっっ！）
○○
（二口さんも罪な男よのぉ〜）
○○
……買い物済ませよ
○○
だー疲れたっ！
○○
朝8:30に出たのにもう12:30だし……
○○
出前でもたの……私が持ってきたスマホ使えねぇじゃん！！
○○
だったわ完全に忘れてた〜
○○
え、どしよ？
○○
そんでこの机の上の紙なんだろ
ぺら
エリザ
『○○へ』
エリザ
『君に渡し忘れていたものがいくつかあったので、ここに置いておく』
置いてあるもの 1.スマホ（ハイキューの世界で使えるやつ） 2.通学定期 3.元の世界にあった私物
エリザ
『スマホには私の連絡先を追加してある』
エリザ
『毎晩その日のことを報告すること。何かあれば日中も連絡してきて構わない』
エリザ
『昼食も冷蔵庫に入れてあるから、電子レンジで温めてから食べるといい』
○○
え？？神かよ
○○
いやエリザは神様だけども
○○
ええ、なんか、すげぇ（語彙力0）
○○
うん、ご飯食べよ
○○
いや冷蔵庫でかくね？
○○
業務用冷蔵庫だろコレ
○○
ま、いいや
○○
ご飯ごっはん〜！
がちゃ
○○
やった！天津飯だ！！
○○
めっちゃ美味しそ〜！
○○
あら、こんなとこにもメモ書きが
エリザ
『中華スープも作ってあるから温め直して食べるといい。』
○○
中華スープ…？
○○
あ、コンロに置いてあるこれか
○○
これも美味しそう……
○○
神様って料理上手じゃないとなれないの？
○○
うわ、びっくりした……
○○
え、てかなんで独り言の内容聞こえてるんだろ……
○○
怖〜い
○○
LINE越しだとしんどくないですか？
○○
こっち来ません？
エリザ
お言葉に甘えてお邪魔するよ！
○○
あ、どうも
○○
先程ぶりです
エリザ
買い物は楽しめたかい？
○○
推しに会いました
エリザ
ふふ
エリザ
君が絡まれていたから君が前言っていた二口、という人間が助けに向かうように少し操作したんだ
○○
エリザ様大好き
○○
ありがとうございます
○○
感謝してもしたりませんッッッッッ！！
エリザ
うむうむ
エリザ
私への信仰力＝私の力だからね
エリザ
君が私を信仰すればするほど二口堅治とあんなことやそんなこと……
エリザ
できるかも、しれないね？
○○
ははーっ！
○○
エリザ様万歳ッッッッッッッッッッ！！！
エリザ
（からかいたい一心で生死を司る私にはできないことを言ってしまったが……）
エリザ
（ここまで本気にするものなのか。やはり人間のオタクとか言うのはよく分からないな）
エリザ
（とりあえず、後で縁結びの神に連絡でもとってみるか）
エリザ
それでいい
エリザ
あ、そうだあとで縁結びの神連れてくるから、ご飯食べたら15:30くらいにお茶の準備しといてくれ
○○
了解で……え？！
○○
え、縁結びの神ぃ？！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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