エレナ
兄さん、
エレナ
許してください
エレナ
失礼します
マイキー
!?
蘭
あれ、休みじゃないの?
エレナ
サボるわけにもいかないので
マイキー
、、、
竜胆
大丈夫か?
エレナ
はい
エレナ
ご心配おかけして申し訳ございませんでした
竜胆
いや、別に
エレナ
先日は、
エレナ
少し、気持ちの整理がつかなくて
エレナ
あのような失態を犯してしまいましたが
エレナ
もう落ち着いたのでご安心ください
九井
、、、
九井
死のうとか、思ってねえよな?
エレナ
、、、
エレナ
思っていませんよ
エレナ
皆さんの仕事が増えてしましますし
九井
そうか、
鶴蝶
遅れました、、
鶴蝶
!?
鶴蝶
レ、レナ、、
エレナ
どーも
エレナ
それでは失礼します
九井
何かあったな
鶴蝶
お、う
蘭
何話したの?
鶴蝶
イザナのこと、
竜胆
レナは?
鶴蝶
レナだけが辛いわけじゃないのに、、って
竜胆
そっか、
鶴蝶
あと、
蘭
あと?
鶴蝶
俺らは、仲間じゃないって、、
蘭
は?
竜胆
まじか、
九井
他には?
鶴蝶
俺のことは、下僕って、
九井
俺らのこと、別に仲間だと思ってなかったんだな
竜胆
ショックだわ、
竜胆
兄貴、?
蘭
、、、
竜胆
ダメだ、死んでる
蘭
勝手に殺すなー竜胆
竜胆
生きてたわ、
九井
良かったのか良くないのか、
蘭
ふざけんなよ
鶴蝶
俺、仕事戻るわ
九井
おう、
竜胆
あんま考えすぎんなよ
鶴蝶
おう、
九井
俺も仕事に戻るか
九井
お前らも働けよ
竜胆
俺は働いてるわ
九井
サボってるくせに何言ってんだよ
九井
大暴れした黒川さーん
エレナ
、、、
エレナ
仕返しですか?
エレナ
約束破りの九井くん
九井
それは謝っただろ!?
エレナ
でしたら私も先程謝りましたけど
九井
そうだな、
九井
お前、ほんとに死なねーよな?
エレナ
懐疑的な人ですね
エレナ
死にませんよ
九井
ほんとか?
エレナ
何度言えば信じて貰えます?
九井
、、、
九井
お前が死んだら、
九井
あいつら全員仕事しなくなるだろ
九井
それに、マイキーだって
エレナ
私は皆さんの玩具ですか、
エレナ
まあ、私の気持ちの変化がない限り
エレナ
この世を去ることは無いでしょうね
九井
頼むぞ
エレナ
はいはい、
エレナ
ここに来たのはこれを聞くためだけですか?
九井
心配でな
エレナ
良い彼氏さんになれそうですね
九井
、、、
九井
一生女を作る気ねーよ
エレナ
そうですか、
エレナ
その辺は個人の問題ですから
エレナ
無闇矢鱈に聞きませんけど
九井
気になんねーのか?
エレナ
聞かれたくないでしょう?
九井
別に、
エレナ
なら、教えてもらいましょうかね
九井
おう、
九井
俺、好きな人がいたんだ
エレナ
(いた、、)
九井
もう死んじまったけど
エレナ
お気の毒に、、
九井
ずっと、
九井
好きだったんだ
九井
小学生の頃から
エレナ
一途ですね
九井
あの人以外好きになれなかったから、
エレナ
いい事だと思いますよ
九井
ああ、
九井
その人は、赤音さんって言うんだけど、
九井
家事で全身大火傷
九井
俺がもっと早く助けて、もっと金を持ってたら
九井
今頃助かってたんだ
エレナ
そう、だったんですね
九井
俺が、もっとあの時金を持ってたら
九井
手術ができてたかもしれないのに
九井
俺がもっと早くかけつければ助けられたかもしれないのに
エレナ
、、、
エレナ
過去を悔やんでも
エレナ
何も変わりません
九井
ッ、
エレナ
私に言われたところでって感じですけど
エレナ
私も、何度も思いましたよ
エレナ
今現在もその空間から離れられません
エレナ
私がもっと早く異変に気づいて駆けつけてれば
エレナ
私が兄さんを庇えば
エレナ
兄さんは今も生きていたのに
エレナ
私のせいで
九井
、、、
九井
俺、今までこのこと誰にも言ったこと無かったんだ
九井
だけど、なんでかレナには話してもいい気がした
九井
結果、少し軽くなれたよ
九井
ありがとう、
エレナ
私たちは、似たもの同士ですね、
九井
そうかもしれねーな
九井
邪魔して悪かった
エレナ
いえ、私も実際軽くなったので
九井
それなら良かった
エレナ
ありがとうございます
九井
おう
九井
じゃ、
エレナ
はい
九井
俺はお前のこと、仲間だと思ってる
九井
俺だけじゃなくて、あいつら全員
バタンッ
エレナ
、、、
エレナ
そんなことを言われても
エレナ
九井くんに私の気持ちを話しても
エレナ
九井くんの話を聞いても
エレナ
私の気持ちとやるべきことは変わりませんよ