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すい
すい
すい
唖然としてる間に紙を取られる
すい
すい
すい
jp
すい
jp
すい
すい
jp
すい
ガシッとすいが俺の手を掴み
ゴールに向かって走り始める
jp
そしてそのまま走り続け
一応俺はゴールできた
すい
なに、どういうつもりなんだよ
なにがしたいんだよ
jp
喉からやっとのことで出せた声は
「結果を発表します!」
結果発表の声に紛れて消えてしまった
そして
一人一人にお題を聞いていって
俺の番がくる
「お題はなんですか?」
jp
俺が今ここでいうと
絶対に誤解を招かれる
すい
jp
なんで……!?
マイクを使って大きくハキハキと喋ったため
みんなに声が響き渡り
校庭中が一気に大きな声で盛り上がる
「jpさんの好きな人、または気になる人は」
「この女性なんですね!」
jp
すい
俺の掠れた小さな声よりも
すいのはつらつとした声のほうが
当然みんなに届く
俺の必死な声は、誰にも届かなかった
そして遠く先に見えた
na
俺が大好きな人
jp
本当に大好きな人
結果発表が終わり
順位が発表され
借り人競争は終了した
すい
jp
大好きな人の元へ
必死に足を動かす
だけど
足を動かせば動かすほど
naさんの顔が鮮明に見え始め
na
悲しませた
とも、俺にも鮮明に伝わってくる
jp
na
jp
na
na
na
大きな瞳から雫が零れ落ちる
jp
na
jp
jp