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深夜の放送部

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深夜の放送部

1 - 深夜の放送部

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2020年05月12日

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僕はふと誰かに見られているような気がして目が覚めた。

その時にトイレに行きたくなったのでゆっくり階段を降りトイレに向かう

拓也

(なんか変な夢を見たなぁ
早くトイレに行こう)

拓也

(あれ、なんかリビングのテレビから音がする)

僕は興味があったのか暇だったのか分からないが、テレビに呼ばれたような気がしてテレビへと足を運んだ

とあるニュースキャスター

続いてのニュースです

とあるニュースキャスター

今日の午前8時頃にある男が信号を無視して渡っている所を目撃しました。

拓也

くだらないニュースやな
ニュースのネタがないことはいい事だけどな

拓也

そう言えば俺も今日学校が遅刻しそうで信号無視したかも

とあるニュースキャスター

その後男は知人に何度も暴行を加え全治2日の傷をおわせました。

とあるニュースキャスター

しかし、男は「喧嘩をした」などと容疑を一部否認していました。

拓也

今日俺も喧嘩したわ
あいつウザかったもんなぁー

拓也

なんか俺が関連してるニュース多いなー

とあるニュースキャスター

その後も男は罪を重ね道に落ちている5円玉を窃盗する容疑もありました。

拓也

え!!
俺拾った

拓也

まさかこれは俺のニュースなのか?

とあるニュースキャスター

しかし男は未だに逃走を続けています。

とあるニュースキャスター

ここで速報です。
男が〇〇県〇〇市〇〇丁目に現れました。

拓也

ちょっとまって!!
俺の住所じゃん

拓也

誰か助けて!!

俺は早く用を済ませベットへ向かおうとした。

しかしまだニュースが気になって眠れそうにないので最後まで見ることにした。

とあるニュースキャスター

ここで当番組が独占で男に取材をしようと思います。

ガチャ!!

と、ドアの音がして俺は後ろを振り返った。

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