真珠星
これが初投稿です
さとやゆ
真珠星
真珠星
「五山送り火のように、僕の心に火がついた。」
真珠星
一ノ瀬 潤 大学1年生 サークル仲間に誘われて、鴨川に五山送り火を見に来た。
天音 莉空 潤の親友。 11歳のとき、潤を庇ってタヒんでしまった。
天音 莉緒奈 莉空の双子の妹。 潤と同じ大学で、同じサークルに入っている。
真珠星
真珠星
天音 莉緒奈
一ノ瀬 潤
僕の名前は一ノ瀬 潤。 今日は、8月16日。五山送り火の日。 五山送り火というのは、京都で夏に行われるイベントだ。 今日は、大学のサークルのみんなで鴨川で見ることになったのだ。
一ノ瀬 潤
天音 莉緒奈
一ノ瀬 潤
天音 莉空
一ノ瀬 潤
天音 莉空
そうだ!亀石とんで、あっちいこーぜ!
一ノ瀬 潤
天音 莉空
一ノ瀬 潤
途中までは、順調だった。でも、
濡れている亀石に滑って、僕は川に流されてしまった。 鴨川は浅い川だから、頭を石にぶつけて、いつの間にか気を失っていた。
天音 莉空
バッシャーン
莉空は、僕をたすけるために、 犠牲になってしまった。
周りの人
周りの人
周りの人
周りの人
一ノ瀬 潤
天音 莉空
一ノ瀬 潤
天音 莉空
一ノ瀬 潤
周りの人
周りの人
周りの人
一ノ瀬 潤
周りの人
周りの人
その時、僕は自分とタイプが全く違う莉空となんで一緒にいたのか、唐突に理解した。
一ノ瀬 潤
恋。
一ノ瀬 潤
その時、唐突に亀石を飛びたくなった 今度は、前より慎重に。 しっかり足元に気をつけて。 何故、飛びたくなったのかは分からない。でも、飛んだら、莉空と近づける気がした。
一ノ瀬 潤
その時、信じられない人が、目の前に立っていた。
一ノ瀬 潤
天音 莉空
目の前には少年時代の紛れもない、 本物の莉空がいた。
そんな訳ない。莉空はあの時、僕の代わりに
天音 莉空
一ノ瀬 潤
一ノ瀬 潤
天音 莉空
そりゃそうだ。急にこんなこと聞いたら疑われる。
一ノ瀬 潤
天音 莉空
そういうと彼は、今ちょうど火が燃えている大文字山の方を指さした。
一ノ瀬 潤
今彼が手を伸ばした時に見えたのだ。
一ノ瀬 潤
天音 莉空
その言葉を聞いた瞬間 涙が溢れた。
近所の獰猛な犬
一ノ瀬 潤
天音 莉空
天音 莉空
一ノ瀬 潤
近所の獰猛な犬
天音 莉空
一ノ瀬 潤
天音 莉空
天音 莉空
天音 莉空
一ノ瀬 潤
天音 莉空
天音 莉空
一ノ瀬 潤
天音 莉空
真珠星
さとやゆ
真珠星
さとやゆ
真珠星
さとやゆ