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コメント
14件
すきです〜〜~🥲🥲
お久しぶりです.ᐟ.ᐟ ゴールデンウィークぶり…そんな経ってたんですね👀 通知見て直ぐ来ちゃいました.ᐟ そらさん特有の内容尊くて可愛いのにちょっとダークな感じ(語彙力なくてごめんなさい💦)めっちゃ好きなんです🫶🏻🫶🏻
淋しさ ー淋しさ
桃赤,紫赤多め 現パロ 赤元嫌われ
先に言っておくと
馬鹿長いです
連載にするか迷ったレベル
目が覚めると1人だった
これは何時ものこと。
一人暮らしだし当たり前か。
1人ってことが淋しいのか
謎の口惜しさを感じ乍
起き上がり
半分、布団の中に入った状態で
ベッドに座り込む
寝起きの眠気の所為か
寝過ぎた時特有の怠さの所為か
頭が働かない
予定も急ぎの仕事も無い為
特にそれに抵抗もせず
ぼーっと時間を過ごす。
時間は深夜の為
外からの物音も無く、
静まり返った家の中で
唯一、リビングから小さく聞こえる音。
多分、飼っている猫と犬が 発しているのだろう。
唯静寂では無く
少し音が聞こえる方が
淋しさを掻き立てられるのは俺だけかな
淋しい、なんて
久しぶりに感じた感情に戸惑い
ストレスを発散する様に
いつかゲーセンで取ったぬいぐるみを
潰す様にして強く抱き締める
何ヶ月前か、
未だ染み付く
取ってもらった時に付いた香水の香りが
微かに香り
一層、寂しさを高まらせられる。
これ以上抱き締めていたら いけない気がして
慌ててぬいぐるみを離した。
一旦落ち着こう、
気を逸らす様に寝室から出
キッチンの蛇口を緩める。
水道水は温く
少し塩素の味がして
余り美味しくない
ちびちびと飲んで
結局、
3分の2程残ったコップを置き
その後
若干濡れた唇を手で拭う。
口に残る後味は悪いが
不味さのお陰か
冷静になれた。
先程よりもすっきりとした頭に
真っ先に思い浮かぶのは
誰かに会いたい、
淋しさの所為か
俺、頭おかしくなったかな
そもそも、
仲直りしたいと言ってきたメンバーを
突き放したのは俺の方だ。
今更会いたいなんて
身勝手にも程がある
けど、解っていても
欲という物には抗えない。
人間も動物だし仕方ないよね
何かに言い訳をする様に
そんな思考を巡らせ乍
キーケースだけ手に取り、靴を履く
久々に出た外は
夜だからか
もう夏だというのに
少し肌寒く、
半袖短パンの格好は辛い。
考え無しに外に出た自分を恨み乍も
引き返すのも面倒臭く、
若干震えを感じ詰
既に日付を回った
人通りの少ない道を
数ヶ月前の記憶を頼りに歩いていく。
暫く歩くと見慣れた
大きめの建物が見えてきて、
それを目印に又少し歩く。
建物の前に着くと
遠くからでも大きく見えたビルは
更に高く見える。
見上げる様な形で
久しぶりの光景を眺めていると
ビルの間から夜空が見えた。
そういえばいま夜じゃん
考えてみればこんな夜中に
オフィスに誰もいる訳も無く、
目的からすれば
此処に来たのは完全に失敗だ。
まじで今更気付くとか
赤
虚しさを紛らわす様に
嘲笑し
その後
これからどうするか
頭を回してみる。
日頃の運動不足の所為か
先程歩いたので足が痛くて
この儘歩いて帰るのは無理。
誰かに連絡しようにも
スマホを置いてきた。
持っているのは
家とオフィスの鍵が入った
パスケースだけ。
オフィスに入ってもいいけど
誰か来た時気まづくて
それは避けたい。
もしかして俺詰んだのでは、
最悪な考えが頭に浮かんだ所で、
取り敢えず足が限界だった為
1度思考を停止させ、
傍の縁石に座る事にした。
膝に腕を置いて
頬杖をつく。
特にすることも無く
持て余した暇を
深夜帯で数少ない
車を目で追って潰すも
数分もすると飽きてきた
てか此処に座ってても
結局誰かと鉢合わせるんじゃ…、
オフィスの中でも
此処に居てもどっちにしろ 鉢合わせるなら
入った方が良くね
急に頭が冴えた様な思考で
再度、先程立っていた インターフォンの前に立つ
ズボンのポケットに入れた
カードキーを取り出したものの
そこで躊躇しちゃう俺は
かなりの臆病者だ。
迷って時間が経つにつれ、
視線が下がり
最終的には
自分の靴が目に入る。
それ以上下げることは不可能で
姿勢は其の儘、
先程からバクバクいっている
心臓を落ち着かせようと
軽く深呼吸をした。
紫
唐突に声を掛けられて
折角整えた鼓動が又激しくなる。
驚き詰
後ろを振り返ると
見覚えのある人影が目に入、
反射的に顔を上げると
目が合ってしまった。
赤
紫
紫
目が合って
彼処も俺だと気が付いた様で
驚いた顔をされる。
名前、呼ばれるの久しぶりだ
赤
紫
紫
赤
紫
紫
赤
会いたいとは思ったものの
実際会ってみると
久しぶりな所為か
気まづく感じて
どうしても返事が冷たくなる。
目が合っているのにも耐えかねて、
斜め下に視線を逸らした。
紫
紫
赤
なんて言おう。
この状態で
会いたくなった
なんて絶対に言えない
何て答えようか
考えていると
必然的に沈黙が続く。
気まづすぎ...
最初は覗き込む様に
此方を見ていたものの
言うまで時間が掛かると思ったのか
徐に鍵を取り出し、
エレベーターのボタンが押される。
なんとなく、その姿を目で追っていたら
急に振り返られて
又、目が合い
軽く笑い掛けられる。
紫
紫
断る理由も無かった為
提案に乗り、
着いていく形で
オフィスに入る。
久しぶりな所為か
数ヶ月ぶりなのに
初めて来た場所みたい。
視線を彼方此方にやり乍、
背中を追い掛け
奥へと進む。
数メートル歩いて
丁度中心にある
大きめの机で歩きが止まった。
机の上に持っていた荷物を
拡げだしたのを数秒眺め
その後
この儘立っているのも疲れる為
適当に
1番近くにあった椅子に座る
机に拡げられた資料は
数分もすると綺麗に整理され
数冊のファイルに纏められた。
一区切り付いたのか
此方に振り返って話し掛けられる。
紫
赤
紫
赤
紫
赤
紫
赤
紫
短い会話が終わり、
暇になる。
何時もならスマホを弄る所だけど
生憎置いてきた為、
ココアを淹れる背中を
ぼんやりと眺める。
紫
赤
紫
紫
紫
改めて質問を投げ掛け乍
俺の反対側の椅子に座った為
目線が合う。
1対1で話すこの感じは
何故か昔から苦手だ。
俯き、言葉を詰まらせる。
赤
赤
言い訳思い付かねえ...
もういっか、
半ば諦める様な形で
会話を続ける。
赤
紫
紫
紫
赤
赤
紫
赤
紫
紫
赤
紫
紫
紫
赤
赤
紫
赤
余り覚えていないが
微かな記憶を辿ってみると
そういえば
気がついたら
屋上とか道路に行って
飛び込もうとしてた気がする
外でリスカして倒れた事もあったし
よく生きてたな俺、
赤
紫
赤
紫
赤
普通に笑えなくて草
紫
紫
紫
赤
紫
紫
深く詮索されないの助かる、
がちで鉢合わせたの紫くんでよかった...
不幸中の幸いってやつか
1時間程すると
流石に多少慣れた。
前に近い感じで話せるようになると
緊張が無くなった所為か
一気に眠気が襲ってくる。
最初は我慢していたものの
限界を感じ、机に突っ伏して
目を瞑る。
紫
赤
紫
紫
赤
あ
でも起きて誰かに会うとか
最悪な目覚めすぎる
それは避けたい…
赤
紫
紫
赤
紫
社長室に着くと
ソファに倒れ込むように
横になる。
紫
紫
赤
ぼんやりとした意識の中で
適当に返事をして
その後
パソコンを立ち上げて
仕事モードに入る紫くんを見ていたら
いつの間にか眠っていた
少しして、目が覚めた。
いつの間にか外は明るくなり、
陽が差し込んでいて
体にはグレーのブランケットが 掛かっている
多分ボサボサな髪を
手櫛で梳かし乍
ソファに座り直す。
紫
デスクの方から声が聞こえた。
視線はパソコンの方だから
多分忙しい感じ
赤
赤
紫
返事のあと、
それからまた数分
キーボードを叩く音が聞こえて
再び話し掛けられる。
紫
紫
赤
赤
紫
赤
紫
赤
寝起き早々、最悪な気分に落とされる。
赤
赤
紫
赤
桃
物音がして無意識に其方に目線が行く
赤
まじか、
紫
桃
桃
桃
噂をすれば何とやら
俺は熟運が悪いらしい。
気分に追討ちを掛けられ
正直かなり絶望的な気分だけど
無視する訳にも行かず、
一応、返事をする
赤
桃
桃
赤
桃
紫
桃
桃
寝るのに珍しいとか無いだろ
なんて言える訳無い突っ込みを入れ詰
2人の会話を聞き流し、
暇を潰す様に
丸まったブランケットを畳む。
桃
桃
赤
全然話を聞いて居なかったから
状況も分からず
唯、肩を組まれて
半ば無理矢理外に連れ出される。
赤
桃
外に出て少しした所で
腕を離させ、
若干猫背だった姿勢を直す。
赤
桃
赤
桃
赤
桃
片っ端からカゴ入れてやろ、
コンビニに入ると
入店音と共に、肌寒い位の風を感じる。
エアコン効きすぎ、
桃
桃
同じ感覚の奴が居た…
そういえば昔から感覚似てたな
あんま嬉しくないけど
桃
赤
桃
赤
なんとなく癪に障るが
確かに寒かった為
素直に上着を受け取り、
袖を通す。
余った袖が動き辛く
何回か折って捲った。
少し奥に進み
冷凍の棚を物色する後ろから
ぼんやりと棚を見る。
桃
赤
桃
桃
桃
これといって欲しいものも無かった為
取り敢えずお菓子を物色する事にした。
何でも買っていいと言われると
結構迷う。
結局、気になった物を端から
左手に抱え、
その後
隣の漫画が並ぶ列に入る。
暫く外に出ていなかったからか
棚には読んでいた漫画の
新刊が沢山並んでいた。
こんなチャンスも中々無い為
見つけられた限りの新刊を
手に取り、
腕に積み上げていく。
10冊程積み上げた所で
腕に限界が来た為
抱える様にして
カゴの中に入れる。
桃
桃
赤
桃
桃
桃
ちょろ、
コンビニを出て
袋を渡され、持ち手を腕に掛ける
赤
桃
赤
桃
赤
オフィスに戻り、
桃くんの背中を追って
会議室に入ると
メンバー全員が揃っていた。
一気に視線が集まって
かなり気まづい...
青
黄
橙
赤
紫
桃
赤
黄
赤
桃
会話を続け乍
袋から適当にお菓子を手に取り
封を開ける。
青
赤
橙
赤
青
青
赤
黄
赤
目が合うのも気まづく、
椅子に体育座りして
先程買った漫画を読む。
読み終わった本が
数冊積み上がった頃には
会議も一区切りついたらしい
黄
赤
黄
紙コップを受け取り、
何口か飲んで
机に置く。
橙
橙
赤
橙
赤
俺食べ切ったっけ
桃
お前かよ
若干の呆れを感じ乍
袋の中から探すのが面倒だった為
物を順々に出していく
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
淋しさ ー淋しさ
毎回切り方わからん
お久しぶりです
GWぶりの投稿✌🏻