夢くん
始める
夢くん
も、う限界
靴を脱ごうとする
蘭
ハ、ハハ、ハハ
三つ編みの先客に
声を掛けてしまった
夢くん
なぁ…やめなよ…
蘭
っ!
蘭
誰だよ
蘭
お前には,関係ないだろっ
夢くん
あ、えっと
蘭
何も言わねぇなら
蘭
どっか行けよ…
夢くん
(口をついただけで)
夢くん
本当はどうでもよかった
蘭
なら何でだよ
夢くん
先を越されるのが
夢くん
なんとなく嫌だった
蘭
…
蘭
えっと…
三つ編みの子が語る
どっかで聞いたことあるような事
蘭
運命の人だった…
蘭
どうしても愛されたかった
夢くん
チッ
蘭
!?
夢くん
ふざけんな!!!
蘭
は…?
夢くん
そんなことくらいで
夢くん
僕の先を越そうなんて!!
蘭
ッ!
夢くん
欲しいものが手に入らないなんて
夢くん
奪われたこともないくせに!
蘭
話したら楽になった
蘭
じゃあな!
三つ編みの子は,消えていった
夢くん
今日こそは、
靴を脱ぎかけたらそこに
マイキー
…
背の低い男の子
夢くん
なにかあったの?
背の低い男の子は,語る
マイキー
無視されて,奪われて
マイキー
居場所がないんだよ
夢くん
ふざけんな!!
マイキー
は?
夢くん
そんなことくらいで
夢くん
僕の先をこそうなんて
マイキー
でもっ!
夢くん
それでもうちは,愛されて
夢くん
暖かいご飯もあるんだろ?
マイキー
なんか腹減ってきたわw
マイキー
じゃあな
背の低い男の子は,消えていった
夢くん
…
それで何人かに
声をかけて
追い返して
夢くん
はぁ
誰にもいえないまま
次の日も
その次の日も
僕は,追い返した
夢くん
もう無理
靴を脱ぐ
蘭
やめっ
夢くん
限界!!!!
マイキー
おい待って
夢は,飛び降りた
蘭
止めてくれたのにっ泣
マイキー
俺達は,止めれなかった
蘭
すみません
マイキー
うっうぅう泣
夢くん
みんなぁ!やめてよね!泣くの
マイキー
幻覚?
はい終わりで
バイチャ







