満月 雨夜に君想ふ

ぬしだよ

記念すべき全ての始まり

第1章

#1

雨夜の裏路地

𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭‪

どれくらい走っただろう

足の速さには自信があるけど

体力には自信が無い

…追いつかれないように 撒かなきゃ

なんでもいいから 気を紛らわせたかった

雨音にかき消されるくらい

小さめの声で嘆いてる

俺が入ったのは1本の 裏路地だった

予想より長い裏路地に一息つく

だけどすぐに状況が変わった

室外機の上に…女の子？

寝てるっぽいな

綺麗な寝顔だな、、

起こしてしまった……

何となく浅い眠りから覚めて

目を開けたんだけど

明らかに知り合いじゃない

赤メッシュの歳上そうな

男の人が居た

出来れば1人が良かったけど

事情がありそうだったから

居てもらうことにした

この人はユアンと言うらしい

何となく漢字が気になった

自己紹介…って言っても一言の

したら、スマホを見せてきた

そこに私の名前が 打たれて表示されていた

ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

どうしよう、可愛すぎる

喋んないけど仕草が！！

無意識なんだろうなきっと

モテそ(((

てか、こんな可愛い子が

こんな時間に(23:03)

ここに！？

……事情あんだろうな

俺は珻庵の指さす方を見た

じゃっぴとうりりんだ

どうしよ

すぐ見つかりそう

〜〜　〜

〜　〜　　〜

え、なんで来るの？？

怖い……

どう、しよ

高一ってとこだけ 引っかかる……

遊庵くんは身長あるし....

でもそれ以外が的確…

でも、回答は一緒

行っちゃった

ゆあんくんは 独りじゃないんだね

…そしたら私も行かなくちゃ

ゆあんくん見てたら思い出した

迷惑かけちゃうかもだけど

独りは嫌いだもん

じゃあね

行こう

ーーさんが来てくれる

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

ぬしだよ

135タップありがうございます

???さんとーーさんが 気になりますね

またモチベ(＝♥数) 次第であげるね

目指せ10❤︎

それじゃ

おつぬし！