青
黄
n回目の告白
前回の続きです!
読んでない方はそちらから(⊃ ´ ꒳ ` )⊃
青
やばいじゃんこれ…
目の前には燃え盛る炎
皆が叫び泣き、その場の緊張感が足先まで伝わってくる
桃
青大丈夫か…?
青
ちょっと怖い
青
行きたくねぇって思う
桃
同じく。
今この場で逃げ出したら 生きられるだろうか
また黄くんに会えるのだろうか
母
あぁあっ…
青
どうしたんですかッ!?
母
娘が…
母
娘がまだ中にいるんですッポロッ
母
娘を助けてくださいッッ…ボロボロ
あぁ、そうか…
この人にも大切な人がいるんだ…
青
分かりました。必ず助けます
青
いくよ、桃くん
桃
おうっ!
待っててね、黄くん
※燃えてます
中はとてつもない煙と炎
酸素ボンベをつけてても息が苦しい
青
大丈夫ですか~!?
桃
おい青!そんなに奥行くと危ないぞ!
青
大丈夫、大丈夫。
ガタッ
青
うッ…
焼け焦げた柱が崩れ落ち、 僕の体に伸し掛る
やばい、僕死ぬかも
どんどん呼吸が出来なくなってくる
青
最後に黄くんに、会いたかったな
桃
〜〜〜!?
桃
…〜〜〜〜〜〜!!!
目覚めたらただただ白い場所だった
右も左もなさそうな所だったは
"おきて"
白い中に透明な声が透き通る
"僕が待ってますよ"
何だかとっても馴染みある声で__
ん?聞き覚えあるぞ?
"起きてください"
青
天国っ!?
桃
気が早ぇよ
青
なんだ桃くんか
桃
なんだってなんだよ
目を覚ますと病室
あんな所で倒れてよく気づかれたと 思う。
青
そうだっ!あの子は!?
桃
ん、大丈夫だ
桃
他の人も救助された
桃
だがその何人かは…ッ
青
そっか…
僕のせいだ
僕があんなところで倒れたからだ
もう少し早ければ
もう少し奥にいけたらッ
青
ッ…
桃
大丈夫
桃
お前は悪くない
青
でも…ッぼt
桃
「僕が倒れなければ助けられた」
桃
だろ?
青
なぜ分かった…
桃
お前が言うことなんて手に取るように分かるんだよ
青
さすが桃くん
桃
あの人達は出火元の近くだった
桃
俺たちが来た頃にはもう既になくなってたそうだ
青
……ッ
桃
だからお前は悪くない
桃
俺はお前が生きててくれてよかった
青
ありがとうッ…ポロッ
桃
青はもう少し休んでから家に帰れ
桃
ただし10分以内に帰れよ
青
なんで時間制限あるんだよw
桃
まぁ色々だ
青
分かった…!
桃
んじゃ~な~スタスタ
青
ありがとう桃くんッ!
桃
…おう
いや続くけどさぁ?
ここまでだったら青桃ですね(?)
ちゃんと青黄になりますから!
いやまじで!!!!!()