荼毘ホ短編

◤◢◤ ◢◤⚠️WARNING⚠️◢◤◢◤◢ 荼毘ホ テラノ初心者 短編 アニメ勢の妄想 荼毘死ネタ

正直、荼毘が死ぬのは分かってた

その上で恋仲になった

全部分かってた

でも俺は一つだけ勘違いしてたみたいで

ただ黙然と荼毘を看取るのは俺だと思ってた

けど、

荼毘はあの日、エンデヴァーさんの腕の中に居た

荼毘のその後を俺は知らない

フー

あの部屋には家具さえあれば充分だった

でも、いつの間にか

歯ブラシとか

椅子とか

服とか

1つしか無かった枕が2つになったり

…ある程度の家具さえあれば充分なのに。

でもただ1つ

あいつの「ただいま」だけが無くなってしまった

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…📞

エンデヴァーさんから…

…一応伝えておこうと思ってな

燈矢はさいご、随分喋った

「お父さんに見て貰えなくなってから俺には悲しみとか 苛立ちとか悔しさとかそういう感情が常にあったんだと思う」と

新しいおもちゃを与えられた子供のように無邪気に

新しいオモチャを与えられた奇人のように

でもどこか幸せそうに

＿＿貴様なんだろう『ホークス』

叶わぬ恋だと、許されぬ想いだと

しまっておいたのに

熱いと思っていたその体温は

いつからか

俺にとって心地のよい物になっていたらしく、

俺は荼毘が好き

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