主
ゾム視点
ゾム
ひょんなことから知った俺の病気……その名は花咲病。
簡単に言うと、滅多に見られない奇病で、体に花が咲き始め、咲いた花にエネルギー(?)を取られていき、死に至るという病気だ。治らないらしい
バレたら捨てられる……みんなから離れたくない……そうだ、隠せばええんか……!!!
シャオロン視点
シャオロン
コネシマ
やっぱりか……あいつ嘘下手やねんwバレバレ過ぎにも程があるよなw何を隠してるんやろ……教えて欲しいな……
ゾム視点
バレてへんよな……?バレたくない…………
今から任務がある。a国の総統の首をとったら終わり、簡単やな!!!!!!!!!!!!!すぐ終わらせてこよー
トントン
ゾム
ゾム
バレたくない……
トントン視点
トントン
何かがおかしい……なんとなくそう思った……
みんなに知らせた方がいい……俺の感が働いた
トントン
俺は、インカムでそう告げた
鬱先生視点
鬱先生
トントンからの言葉を聞いて俺たちメンバーは会議室に集まった
トントン
鬱先生
コネシマ
シャオロン
バンッ!?
勢いよく扉の開く音が聞こえた
音のするほうを見てみると……ロボロとペ神が血だらけのゾムを抱えて立っていた……2人は涙目で、とても焦っていた
鬱先生
しんぺい神
ペ神はそう言うとゾムを抱えて大急ぎで医務室へと走りだした
ロボロ
ロボロが重そうに口を開く
ロボロ
花咲病?なんだそれは……
鬱先生
エーミール
エーミールはそう言うと花咲病の症状を話し始めた
鬱先生
しんぺい神
いつの間にか、手術が終わったらしいペ神が居た
コネシマ
しんぺい神
シャオロン
俺は、静かに泣いた……ゾムさん……なんで隠してたんや……俺ってそんなに頼りなかったんか……?
しんぺい神
ペ神は泣きながら言った
それにつられてみんなも泣き出した……
グルッペン視点
グルッペン
ギィ……
扉が開く音がした
そこにはメンバーがいた……みんな静かに泣いている
そして一人づつゾムに話しかけていく
シャオロン
コネシマ
トントン
鬱先生
エーミール
ロボロ
しんぺい神
グルッペン
ゾム視点
なんやここ……真っ暗やなぁ……死んだんか?w……はぁ……最後くらいみんなの顔見たかったな……;;;;
ーーーーー!?ーー!!
ーーっーーーーー!
みんなの声が聞こえてくる……
煽りスキルが高そうだけれど、安心する声
犬のようで、とてもうるさいが暖かい声
お母さんのような、しっかりとした優しい声
無能で頼りないけれど、どこか頼りのある声
知的で、よく滑るけれど、落ち着く声
とても小さいけれど、よく透き通っている声
ホモ神だが、信頼できる声
少し掠れて、低音の俺の尊敬する人の声
そうか……これはみんなの声か……
「総統命令だ!今すぐ目を開けてくれ」
分かったよ……グルッペン……目を開けるよ……待っててね……
『ハイル・グルッペン!』
グルッペン視点
ピクッ
ゾムの手が動いた
グルッペン
ロボロ
ゾム
シャオロン
コネシマ
鬱先生
ゾム
ゾムが起きた
ゾム
鬱先生
ゾム
トントン
ゾム
エーミール
ゾムの肌には花が咲いており、少し大きいぐらいだ
ゾム
グルッペン
ゾム
しんぺい神
ゾム
この後みんなで泣きまくった
とてもスッキリした
_______________________________________ ___シャオロン視点
シャオロン
コネシマ
ゾム
あれからもう1ヶ月が過ぎ去ろうとしていた
ゾムは次第に元気がなくなって行き、今は寝たきりだ
日に日に弱っていくゾムを見て、痛々しく思える……
ゾム
シャオロン
コネシマ
シャオロン
急いでペ神に見てもらったが、もう無理だそうだ……;;;;
シャオロン
ゾム
シャオロン
ゾム
ゾム
そう言いゾムは目を静かに閉じた……
辺りからは泣き叫ぶもの、怒り狂うもの、放心状態のものがいた……
ゾム……ゾム……;;;;
また会う日まで……
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あれから何十年後
養子が来た
それは茶髪の髪に、綺麗なエメラルドのような瞳の男の子だった……
その瞬間みんなは目を合わせて、微笑んだ
また会えたな、ゾム……
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主
主
主
主
コメント
25件
すべてが素敵すぎる
最後の終わり方めっちゃ良かった!また会えてよかった
終わりかたが神ってる